卒業シーズン、伊豆大島高校公演の思い出(9)

伊豆大島公演の思い出ストーリーシリーズの<9>。今回は椿の花の写真をたくさんのせました。当時書いた日記が元になっているので、どっぷりMariワールドですけれど、気軽に読んでください♪初めての方は先にこちらをどうぞ~~ 卒業シーズン、伊豆大島高校公演の思い出(1) 卒業シーズン、伊豆大島高校公演の思い出(2) 卒業シーズン、伊豆大島高校公演の思い出(3)  卒業シーズン、伊豆大島高校公演の思い出(4) 卒業シーズン、伊豆大島高校公演の思い出(5)  卒業シーズン、伊豆大島公演の思い出(6) 卒業シーズン、伊豆大島高校公演の思い出(7)  卒業シーズン、伊豆大島高校公演の思い出(8)では!

学生さん達、老若男女の大島町のみなさんと一緒に楽しんだお祭りのようなコンサーとが終わり、拍手の中、左右に分かれて会場客席を通り後扉から退場となった。ステージから降りた瞬間なぜかそこにいる全ての人と握手して抱きしめ合いたい衝動にかられた。感謝の気持ちが溢れて止まらなかった。式典の続きもあるし、時間も過ぎているから、そんなことは到底出来ないとわかっていた。

 

わかっていたけれど、そうしたい衝動はとても強く、突き動かされるように本能の赴くままに広い客席にまばらに座っている方々の間を走りながら、一人でも多くの方にお礼を言って、抱きしめあって、握手しあった。みなさんも、立ち上がって手を差し伸べてくれていた。目の端で、自分とは反対側の先生方を他のメンバーがケアーしているのを確認していた。
その時だ。1年生達がわらわらっと動いて、わあっと歓声を上げながら後扉に向かって駆け出したのが見えた。その動きにつられて他の学年も走り出した。退場の時によく、生徒さん達が席を離れて私達に寄ってきてもみくちゃになる事はあるけれど、まだ客席の中ほどにいるメンバーには目もくれず後扉に向かって走っていくのは初めてだ。どこへ行くんだろう?

何が起きた???

あっけにとられて、見ていると、みるみるうちに、扉の前に生徒さん達が2列に集まり、両側から手をかざして、アーチになっていった。私達が扉から出ていく時には、彼等のかざした両手の下を通る道が出来ていた。

初めての体験だった。

いま、思い出しても、感動で鳥肌が立ち、涙が溢れてくる。

生徒さん達の作るアーチの中をくぐり送り出されながら、ずうっとおいおい泣き続けた。楽屋でも泣き続けた。そんなMariまりを、他のメンバーは不思議そうに、困ったように見ている。

<このことだったんですね? このことだったんですね?>なんのことかよくわかっていないのに、そんな言葉を心のなかで繰り返していた。

なんて大きな宝物をもらったんだろう、、、なんて大きなLOVEを与えてくれたんだろう、、、何をしに来たの?何かをしに来たつもりだったけど、実はこれを貰いに来た?

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さて、2時の高速ジェット船に乗るために、感慨にふける暇もなく大急ぎで荷造りして式典が続く学校を後にした。玄関脇の木と、周りの自然にお礼を言った。港についてからは荷物をベンチに置き、大きな鍋で炊き出ししてる振る舞いの熱々の伊勢エビ味噌汁を頂いて、ほぅっと人心地ついた。

 

3つしかない小さなお土産屋さんには20~70代の「お姉さん達」が売り子をしていた。その黄色い大島紬風の着物と大きな赤い椿の花が描かれた白い手ぬぐいのホッカムリ姿に見とれ、ホッカムリの形がよい秘密を探ってこっそり何度も前から後ろから盗み見て、やっと、芯を入れているらしいことを突き止めて納得した。

70代のお姉さん二人のお店では、テレビで見た「椿の実の根付」の実物も発見。

「ひとつ持っていってよ、いい匂いがするよ、かいでみな?」と70’s Sisiters二人に勧められたのは、萎れてへなへなの白い椿の小さな鉢植え。鼻を寄せてくんくんすると、たしかにほのかにいい香りがする。時代物の小説にたまに「椿の馥郁とした香りが、、、」と書いてあるけれど、この時、椿の香りを初めて知った。でも、これ以上荷物は持てないし、元気に育てる自信もないので遠慮した。

竹久夢二デザインの椿柄の小物グッズなども何種類かあった。う~~~!欲しいッ!かわゆいッ!お財布がほとんどカラだったので、一番安くて、でもとってもかわいらしい赤い小さな椿の花がぽんぽん咲いているコースターを2枚だけ買った。そしてさんざん悩んで、白地にピンクの椿が咲いているポーチを二つ、自分に買った。毎日使い続けて、汚れたら洗ってまた使い続けて、、、今でも現役で毎日バッグに入っている。超お気に入り♡

 

 

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