天津京劇院日本公演「楊紋女将」観てきたましたん

池袋の東京芸術劇場プレイハウスで公演中の、日中国交正常化45周年記念の天津京劇院日本公演・京劇「楊紋女将=ようもんじょしょう」を、観て来ました。チュイン☆チュイン☆チュイン☆

この劇場も、京劇の劇団による生の公演を観るのも初めてだったので、ワクワク♡劇場は池袋駅西口からすぐ。吹き抜けの特徴的デザイン。各フロアあちこちに座って休めるソファがあり、たくさんの人が寛いでいました。Mariも開演までかなり時間があったので、座って本を読んでました。浅田次郎の「一路」がもうあとちょっとで終わるところだったので。

 

小屋の中は、いつかブロードウェイにCATSやライオンキングの初演を観に行った時の小屋の雰囲気に似ていて、個人的にはめちゃ好み♡いつかここで芝居をやってみたいな、などと妄想しながら、開演を待ちました。お客さんはほぼ満席。

 

 

チュインチュインチュイン♪くわんくわん、くわしゃ~~~ん!しょぱなから、お馴染みの京劇のシンバルやドラ系の音が連打連打で劇場を包み、豪華絢爛な衣装に身を包んだ美しい俳優さん達が次々に登場。100カラットのダイヤモンドを頭に1000個以上つけているみたいにキラキラキラキラ。キラキラ好きのMariとしては、ため息♡何で作ってるんだろう?知りたくてしょうがないけれど、今回は残念ながらコネがない。日本語字幕付きと書いてあったけど、舞台の両端に縦長の2行文字が書ける電光掲示板があって、台詞や歌の内容をリアルタイムで映し出してくれる。これはいい!これなら、内容がわかる。若い奥様役の女優さん達が話しはじめたとたん、その声の高さに圧倒されてしまいました。そうでしたそうでした、中国のお芝居って、現代のアニメ声の元祖みたいに高くて可愛い声で台詞を言うんだった。一幕は物語の前半で、楊家の女性達が戦場に赴くまでのいきさつ。歌舞伎やバリ島の踊りにも共通する動きや見栄切りがあって、「繋がってるんだな~」と改めて感心してしまった。

 

休憩でロビーに出ると、あれ?なんということでしょう!主演の王艶(ワン・イェン)さんがケガのため、二幕は、別の俳優さんが代役をつとめるって、張り出してあります!二幕は、いよいよ戦場で戦いのシーンが中心。京劇ならではのスリリングな立ち回りがふんだんに盛り込まれているはず。その花形の主役の王艶(ワン・イェン)さんの演技が観られないのは、ものすごく残念。。。あれだけキツイ動きをしていたら怪我もしそう。早く良くなって下さい。でも、演出も良く出来ていて、立ち回りもアクロバティックだったり、美しかったり、ユーモアがあったりで、客席が溜め息やどよめきでいっぱいでした。


なんてったって、背中にいっぱい自分で飾りをたくさんしょってるのもいいし、頭に2本、長~い羽をつけているのもすごくステキ♡動きが華やかで大きくみえるように工夫が凝らされているの。そして、それを200%活かして動くから、もう、たまりません!ついでにMariだったら顔用のレフ版も常に自分と一緒にセットにしたいくらい~。白い衣装の若者が右手に持っているふさふさ付きの棒は、途中から馬に見立てているのに気づきました。左手で手綱を握って馬上にいる様に演じていたと思います。ちょうど「一路」でも馬が活躍するので、ちょっと嬉しくなっちゃった♡


 

 

 

 

 

ずらりと並んだシーンは、ゲームの主要キャラがならんだポスターさながら。頭についている2本の長~い羽は、キメのポーズの時に手でつかんだりもしていました。綺麗な形になって、かっこよかった。立ち回りはどことなく少林寺拳法を思い出しました。それにしても、なぜ、京劇では音楽のメインが金物系の楽器になったんだろう???太鼓の音が出てきたのなんて、ほんの少し。でも、金物系の音がずうっと鳴っているけれど、そこにはいろんな表情があり、踊りとぴったり合わせたブレイクがあり、メリハリがあり、舞台の華やかさを盛り上げているのだ。あれが太鼓系の音だったら、似あわない気がする。寝る直前の今も、頭の中で音が鳴り続けている。。。ロックギターのディストーションも、上手い人が弾くと全くうるさくなくて気持ちがイイ。金物系の楽器も同じみたい。うるさくない。よほど上手い奏者なのだ。

公演を観て思い出した映画があります。TAMTAMでデビューして活動していた頃にレコ社の宣伝部長さんに勧められて観に行った「變瞼=へんめん・この櫂に手をそえて」という映画。機会があったら、ぜひ、観てください。何がどうなっているのか全くわからない凄い芸です。

その後、中国雑技や民族楽器の演奏、2人だけでの京劇の立ち回りなどが盛り込まれた学校公演の司会を何回かやった時に、雑技の方が「変面」を3回くらいやったのをそばで観たことがあり、映画を思い出しましたが、あの映画の変面王は、一体どうやって、あんな芸を可能にしていたのか、ますます不思議になりました。

わ、もうこんな時間!いけないいけない☆おやすみなさ~い♡チュワワワィ~~ン☆

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