考えを伝え、理解して貰う努力を続ける大切さ

ホールに向かう途中、名古屋から公演を観に来たという社会人の娘さんをピックアップしてホールに着くころにはすっかり真っ暗。劇場って好きだなぁ。ここもステキなホール。最後部席から左右、客席全体をまわってホールによろしくね♡とあいさつ。ところで知ってた?名古屋と駒ケ根、バスで2時間しかかからないんだって。他にも孫と公演を一緒に観る理由で名古屋から来た初老のご夫婦がいたりして、名古屋から意外に近いことに驚いちゃった。

今回のお客さんには、3世代揃って観に来ている家族が何組も。。。嬉しいな♡♡♡そうそう、”意外と近い”といえば、七尾のお寺に嫁にいった親友(長谷川等伯関連番組に時々登場しているキュレーター=学芸員=curator・いつかのBLOGで紹介しました)は大阪出身で、やっぱり大阪と七尾は意外と近いんよと言ってたっけ。自分が知らないだけで、そういう場所、いっぱいあるんだろうなぁ。

さて、舞台上に今回の依頼書に名前がなかったダンサーのKOTANGがいたので、ちょっと嬉しいビックリ(^。^)伊南子ども劇場も、スタッフのお母さん達が生き生き元気で積極的で、なんと、Oh Happy Dayのコーラスを練習してあり、本番に参加するんだって!いいねいいね♪リハ中の伊南子ども劇場クワイヤーとロロちゃんとコータン。

 

コータンは、公演の中でダンスソロで「コータンマイケル」を踊るんだけど、これがまたキレキレのマイケル・ジャクソンナンバーとダンスのコラージュで、カッコイイんです。衣装もゴージャスなオーダーメイドで惚れ惚れ(>v<)秋田の山奥で独学でHipHopダンスを習得して、東京の大会で優勝してメジャー業界にデビューしたコータン。エイベックスの人気講師や、現役ダンサーとして活躍している彼と話すと、勉強になったりインスパイヤされることが多いのだ。

リハで照明さんと打ち合わせ確認している時、ちょっとしたハプニングがありました。Mariの歴史トークの場面の照明を「ここさ~明るいままでいいよ」とMr.DDが言いだしたの。この部分は長年の本番を通じて作り上げて来た絶対にはずせないキモの部分で、前後のノリノリ部分とのコントラストや全く違う世界観を一瞬で作り上げるため、照明は絶対に全体を暗くしスポットのみが舞台中央のMariを照らすプランがマスト、そうすれば、踊ったり笑ったりしていた客席が、すっと別世界に集中しやすくなるから。それをいきなり「明るいままで」と言うので、目が点に(・ ・)。でも、Mr.Dも多くの舞台をプロモしてきているベテランでセンスもある人だから何か理由があるのだろうと思って、一呼吸飲んでから「なぜ明るくしたいんですか?」と訊き返してみたところ「なんかさ~、暗くするとひいちゃうしさ~いんじゃない?明るいままの方が。」

Mari「は?ひいちゃうって誰が?」内心ちょっとムカムカしはじめたので,どうどう、何か理由があって言ってるんだからちゃんと聞かなくちゃ;と深呼吸しながらその意図を訊き返しました。。。「いや、なんか話も暗いしさ~。客がひいちゃうんだよね~~。これからは明るいままでいいよ。」今までずうっとGospel~HipHopをプロモしてきてくれた制作会社の社長であり、仕事の1パートナーとして信頼していた人の言葉とは思えない本音を聞いて、久しぶりに沸き起こってきた激しい気持ちをおさえるのにせいいっぱいで、今度こそほんとうに絶句してしまいました。いや~~~寝不足続きで感情の起伏が激しくなってたのかな?こんなキモの部分の演出意図やプログラム構成の意図を、実は全然わかってくれてなかったの??って気持ちで心底ガッカリして哀しくなっちゃったのが大きすぎて、頭に来るのも通り越しちゃったというか・・・

言葉を失って視線を外して客席の遠くを睨んでしまった。長年わかり合えていると思っていたこの人にゼロからプログラムの意図を説明して説得しなくちゃいけないのかな?どう説明してどう説得したら通じるんだろう?、、、話が暗いから客がひいちゃうって・・・今まで制作会社スタッフとして何十回も公演を観て来てて(最近ではメンバーとして舞台参加していて)、毎回客席から何を感じてきてたの?あの、みなが歴史を知って思いを馳せ感動を共有してくれている波動や瞬間を感じとってなかったの???と、頭の中がグルグル考え始めると、だんだん彼と照明について闘う気力が失せそうになってしまいました。。。。。

その時、客席最前列に座っていたコータンが「いや、Dさん、ここは絶対いつもみたいに暗くしないとおかしいっしょ。ここは、やっぱり、大事な話を伝える所なんだし」とMr.DDに自分の意見を言ったんです。「え~そうかな。。う~~ん。そうかなぁ~なんか暗くて嫌なんだけどな~~まあ、コータンがそういうなら・・・う~~ん」と不満そうながら、いつも通りの照明プランになりました。

(*写真は、毎度、2人揃えば子供化してちっともじっとしないロロちゃんとウィンターホークで~す。)

 

数年しか共演していないコータンの方がプログラムの意図をくみ取って、大事に感じてくれていたことに感動しました。そして、この出来事で、コータンがなぜ J Soul Brothersや嵐の振付やバックダンサーやメンバーとのユニット活動などで一線で活躍しているのかも、納得。

 

 

 

 

多くの事を学ばせて貰いました。「自分がこうだ!と思う考えを相手に伝える努力を惜しまない。」「より良いものにするためにはとことん闘う=といっても喧嘩ではなく、相手に理解して貰えるよう冷静に根気よく説明をし続けわかって貰えるまで頑張る。」「力まず、卑下せず自然にセルフプレゼンテーションが出来る=日頃の努力からの自信がある」コータンが眩しい一日でした♡コータン、ありがとう!

 

もちろん、その「こうだ!」という考えそのものが、日々の仕事の実績や、磨き続けている感性に裏付けされているから、結果伝わる人には伝わるんだと思うけど、でも、素晴らしいなと思った。本番前は特につい周囲との調和やタイムテーブルを気にして途中で話合いを諦めがちなMariにとっては、中央アルプスの雪の頂きから降ってきた冷たいシャワーみたいでしたなり。目が覚めた☆(^^)写真左がKO-TANG=コータン。

しかし何でも、バランスが難しいよね・・・といって、ティアラこうとうのジャンベ公演で猛省した独りよがりモードになってもいけないし。、。、でも、いかに相手に伝えるか?伝えたいと思うなら伝え続ける努力をするか?理解し合おうとするか?わかり合おうとするか?モノづくりだけでなく、普段の生活でも、努力し続けることが大切だなって思いました。とはいえ、バランスバランス~~~「おしつけがましい」「独りよがり」になっちゃいけないもんネ。(^。^)時には、退くことも大切だし。むしろ決裂とは言わなくても別別の道を行く事も大切。お互いのために。

最も、モノづくりに関しては、自分の作品なら、結果失敗しても自分の責任なんだから自分の信じたように作るのが大事だと思う。良かれとアドバイスをくれる多くの人の意見をききいれ過ぎるとエッジがなくなって自分の作品でなくなる。でも責任をとるのは自分しかいない。。。。なんて話で、翌日の帰りの電車の中はおおいに盛り上がりました♪

 

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