扱いにくいけど愛しちゃう♡革の太鼓のサウンド

乾燥注意報が出続けるこの季節。お肌には悪いけど、うちのパーカッションたちには嬉しい季節なのです。何しろパーカッションは革製品の一種。オーケストラ楽器のティンパニやマーチングやドラムセットに使うスネアドラムに始まるドラム類、コンガやボンゴなどのラテン楽器やサンバの楽器などなど、随分前から太鼓のヘッド(叩く鼓面の皮部分こと)には便利なファイバー素材も使うようになっていまするるん。

何しろ、本物の革と違って、天候に左右されない安定したサウンドが確保出来る事や、多少の雨に濡れても破けたりベロベロになっちゃわない丈夫さ、お手入れもぐんと楽、などなど超便利で実践的なんだもん。

 

ティンパニみたいにオーケストラの中で音程もシビアにチューニングしていないといけない楽器なんか、本物の革のヘッドだと、休符を数えて出番を待っている間にせっかく丁寧にチューニングした音程が湿度や温度でビックラコッキーなほど変っちゃうんです。高い音程だとぱんぱんにヘッドを張るので余計変っちゃう。しかも、演奏(叩いて)しているうちにもどんどんチューニングが狂ってしまうの~~~(>。<)それから、動物の一枚皮なので全体が均等ではないから、円形に張ってあるヘッドを良い鳴りの音にチューニングするのも、もんのすごく難しいのでっするるる~!

これは、ヘッドがファイバーでも多少なりとも狂っていくので、曲の途中でそっと調整しないと、いざ、自分の出番の時に叩いた瞬間、ピッチ(音程)がみんなからズレてしまって大迷惑な失態になるわけ。今度オーケストラの演奏シーンを見かけたら、ティンパニ奏者に注目してみてね?時々、ヘッドに片耳をくっつくくらい近づけて、そっと楽器を叩いている時が必ずあるから。まあ、それでも皮のヘッドならではの独特の素晴らしい音色があるので、そしてそれはファイバーでは決して出せない絶妙な音なので、ファイバーが便利になっていても、皮のヘッドはずうっと愛されています♡♡♡

ただ、扱いが大変。とくに湿度が高い季節。カビも要注意だし、ヘッドがべろんべろんに伸びてしまうのでっする。ラテン楽器やアフリカの楽器はいい音を出すのも難しくなってきます。そこから乾燥シーズンになると、ぱぁ~~んと張ってくるので、ジャンベやコンガたちは気持ちよく鳴り響いてくれちゃう♪一方、ある程度の湿度が必要な和楽器軍団は、よりデリケートらしく演奏者が必死にお世話しなくてはいけないの。

 

これまた、邦楽の鼓の演奏者を見ていると、ヘッドに息を吐きかけていたり、なめたりしている光景が見られると思うので、機会があったらチェックしてみてね?望月流の友人は、小さい電気ヒーターをいつも持ち歩いてて、鼓をあぶって乾かしたりハーハー息をかけて湿らしたり、とにかく、ベストな状態に保つために微妙な湿度になるよう、楽器にかかりっきり。

アフリカのジャンベなどの民族楽器の方がタフな気がするんだけど、それでも、本革ヘッドのジャンベは日本の四季の湿度の変化にさらされて、Winterhawkみたいにかなり大事にチューニングしているパーカッショニストのジャンベでも、年に何回か、パーン☆☆☆って革がやぶけちゃったりする。かくいうMariも、自分のとっておきのジャンベを人に貸したらいつの間にか売られてしまって、その代わりに返されたジャンベは、我が家に来た日に破けてしまった。。。涙涙じゃ。人間は甘やかしすぎてはいけないらしいけど、楽器はケアするほうが長持ち、いい音を出してくれるってことかな~。なので、出番がない時も、陰干ししたり風にあてたり、乾燥剤をいっぱい入れたり、、、するのでした♡

 

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