「いよ~っ♪」「ほぉ~っ♪」
前回、惚れ惚れするようないっちゃってる人間国宝のおじさま、堅田喜三久氏のことを書きましたけど、あの後TAMTAMの相方のTaka君からメールがあり、”Mariちゃんが持ってるシンセパーカッションの「いよ~っ♪」って声も堅田さんの声だよ”とのこと。ありゃまー☆そうだったんだ!ということは、色々な電子楽器に入ってる「いよ~っ♪」もほとんどが堅田さんの声という可能性が大。だって、シンセ楽器の音源は長年リニューアルしない事がほとんどだから。Taka君はYAMAHAが、長年使っていいた全ての電子楽器に使用しているパーカッションやドラムの音源を一新する時の開発プロジェクトに参加したので、おかげでMariも録音に参加させて貰い、沢山のシンセ楽器のパーカッション音源はMariが1音1音、森のように立つマイクの中で録音した音なのだ、実は(~。~)
ものすごく気の長いレコーディングで、ぽ~~~んと鳴り続く音が消えきるまで息も出来ない。マリンバの全ての鍵盤をそんな感じで録音している様子を想像してみてちょ?でも、そこは前向きお姫様思考のMari。(ああ、この1音がどこかの誰かの楽曲に使われて感動的な曲の一部になったり愛と平和のメッセージを伝える曲になったりや楽しいダンス曲の一部になったりするのネ♡♡♡心をこめて奏でなくちゃ~~♡♡♡)・・と、ほとんど意味不明、自分だけのファンタジー世界に浸りきって、音楽のひとつの種、ピースとして世界に散っていく音の様子を想像・いや妄想しながら、1人テンション高く演奏してました。(笑)
ということは、堅田さんの「いよ~っ♪」「ほぉ~っ♪」という見事な掛け声は、生演奏をオファーしないあらゆる場面で使われているわけで、例えば普段テレビでよく見るバラエティの効果音としても、使われてる可能性大だから、みんなも堅田さんの声、聴いてるかもね?(^^)
ところで、この掛け声、奥がものすご~~く深くて、一生磨き続ける磨きがかかり続けるモノらしい。Mariがこの掛け声の凄さを知ったのは、大学時代からの友人で望月流の邦楽打楽器演奏家=望月太喜之丞、タキちゃんからです。