ああ、ちんとんしゃん♪で・とんちんかん☆

自分じゃ、一生懸命考えて(うんっこれだって思ってやったことが、まるでとんちんかんの的外れ。そんなことが多発しまくるのが、全く素養のない日本舞踊の稽古。たとえば、設定は夏の夕涼み。暑さがちょっと和らいだ夕方、ホッとしながら、団扇で涼をとる時に、団扇で自分を煽ぐシーン。あなたな~らどぉ~する~?右手で団扇の柄を持って、パタパタ。みんなは、団扇ってどのあたりで煽ぐ?顔が暑いから、Mariはいつも団扇を顔のちょっとしたあたりでぱたぱたしてました。だから、イラストの猫ちゃんみたいなカンジで、パタパタ。「そんな顔のそばで煽いだら、涼しくないでしょう?」(へっ?え?え?)確信を持ってアゴのあたりで煽いでいたMariは、何も思いつかず、とまどったままだったので、先生が正解を教えてくれました。

「もっと下ですよ。この辺で煽ぐんです。やってみんしょ?そんなことも知らなかったんですか?」(こ?ここ?)イラストのお姉さんよりもう少し下、胸のあたり。その通りに煽いでみたら、ぶわぁっと風が顔にも首筋にも、着物の袖口にも来て、めちゃ涼しい!!!(@。@)びっくり!みんなは知ってた?知らなくて、とんちんかんだったのはMariだけかな?

そんでもって、次に続きます。さあ、、川べりか船べりに腰かけて、気持ちよさそ~~に団扇をやわらかくパタパタし続けましょう。「心地よさげに揺れてください。」

(え~と。心地よさげに揺れる・・んんん・・うん、こんな感じだよね)団扇でおっとりと煽ぎながら、前後にゆらゆらと揺れてみたMari。「*絶句*Mさん」(むふふ、やっぱり今度は正解だよね)「あのですね、気持ちよく揺れるっていったら、普通こうでしょう?(と横に揺れてみせる先生)初めてですよ、前後に揺れた人は(*。*)居眠りしているおばあさんじゃないんだから***」(えええーーーーー!!!マジ?)超ショック(☆。☆)横にゆらゆらする先生は、まるで前から爽やかな風がそよいで顔をなでえているみたいなカンジに見えるではあーりませんか!?言われてみれば・・前後に揺れるなんて、こっくりこっくり居眠りしてるお婆さんみたい。

逆にまたやってしまった、とんちんかん☆とんちんかん☆こんな調子で、ずうっと、ちんとんしゃんではとんちんかん☆ばっかりのMariでするん。ちなみに、全然関係ないけれど、1948年 戦後復活第1回目の東をどりで大活躍した新橋の伝説の芸者さんは「まり千代」さんと言うそうです。一代ブームを巻き起こし、麦酒のポスターになったり、それはそれは素敵な人だったとか。同じ名前の人だから、関係なくても何となく嬉しいにゃ♡