ぜひ、観て☆い!映画「世界の果ての通学路」ON THE WAY TO THE SCHOOL

NHKのBSで偶然、2回ほど観たパスカル・プリッソン監督によるドキュメンタリー映画「世界の果ての通学路」=[ ON THE WAY TO THE SCHOOL ]。もしかしたら、もうご覧になった人も多いかもしれません。何回観ても、じわ~っと感動の波に包まれ、いろんなことを思い、そして心から世界中の沢山の子供達に、ううん、子供だけじゃなくて世界中の大人達に観て☆いと思う、そんな映画です。2013年にフランスでドキュメンタリー作品の興業成績1位になり、日本でも話題になったそうですけど、当時はノーマークでした。

勝手に写真を載せてはいけないと思うので、URLを載せるので、クリックして、公式サイトにとんでね?あらすじや写真や、制作の秘話などがたくさん、わかりやすく紹介されています♡世界の果ての通学路

映画は4つの物語で構成されてるの。どれも、子供達が家から学校に通う通学路のドキュメンタリーです。

1話はケニアのサムブル族の11歳の少年ジャクソン君と6歳の妹のサロメちゃんが主役。片道15km,2時間の通学路!しかも通学路は、象やキリン、シマウマといった野生動物が出没する危険なサバンナ。しっかり者の長男であるジャクソン君は、毎日サロメちゃんを連れて、物凄いスピードの、ほとんど小走りで、2時間かけて学校に通います。

ジャクソン君は時々小高い丘に上がったり、木に登ったりして遠くを見渡します。象が遠くに見えたら、どんなに大変でも遠回りをしなくてはいけません。しかもただの遠回りではなく、象の風下からの遠回りです。(シートン動物記ファンだったので、Mariはこの辺のことはすぐ理解デキルのだ、エッヘン♡)ケニアでは毎年、4~5人の子供が象の襲撃に遭い犠牲となっているからです。両親は幼いふたりが無事に学校に通えるよう、毎朝のお祈りを欠かしません。

命がけで、学校に通いたくて頑張る兄妹。この日は象がいたので遠回りを強いられ、始業時間ギリギリになってしまったけれど、無事に学校に着けました。きょうは、朝礼で旗を揚げるとっても大事な役目の日だったので、間に合ってとっても嬉しそう♡

 

 

第2話はアルゼンチンの兄妹が主役。こちらは18kmで 1時間30分かかる通学路!アンデス山脈の人里離れた牧場で暮らす兄弟の名前は兄のカルロス君と5歳年下の妹のミカイラ。毎日、馬のキベリトに乗って、誰もいないパタゴニアの山々や美しい平原を駆け、学校に通っています。ふたりが乗る馬のキベリトとは大の仲良し。

 

 

石ころだらけの崩れかけた道を進めるのも、変わりやすい山の天候をものともせずに通学できるのも、冷静沈着なキベリトのおかげ。小さいミカイラは途中で眠ってしまったり、わがままを言ってぐずったりして、カルロスを困らせます。

 

 

でもカルロス君だって、お兄ちゃんとはいえ、まだまだ子供。泣きたくなるような事も起きますが、キベリトに助けられながら歯を食いしばって、責任を果たしていきます。ケニアのジャクソン君も、カルロス君も、ほんとうにしっかり者のお兄ちゃんです。

 

 

第3話はモロッコのアトラス山脈が舞台。中心部にあるイムリル谷近くの辺境の村に生まれたベルベル人の12歳の少女ザヒラは、毎週月曜日の朝、夜明けに起床して、女友達のジネブやノウラと3人で22km4時間の通学路?を歩き続け、全寮制の学校「アスニの万人のための教育」へ向かいます。そうして金曜日の夕方には、また来た道を家へと帰るのです。4時間歩いて!!!

実は、ザヒラは家族の中で初めて学校に行く世代です。家族は様々な思いで学校で勉強をするザヒラを見守っています。(Mariはモロッコの砂漠を旅した時に、遠くにアトラス山脈を見ながらラクダに乗って何日も過ごしました。出会った砂漠の人達は、「子供には仕事を手伝って貰わなくてはならないから、学校にはやれない。そんな時間はないよ」と言っていました。モロッコの女性でも、ベルベル人は色が白くて大きなアーモンドのような瞳をした美人が多かったのを覚えています。)

閑話休題。4時間の厳しい道のりは、誰かが靴ずれをおこしたり、具合が悪くなっただけでも、大変なことになります。途中、人も店も家も何もないから、助けすら呼べないんです。ぐずぐずして暗くなってしまったら、とても危険です。そんな通学の道のりを、毎週、彼女たちは、どんなことがあっても通って行きます。この女の子達が主役です。

 

第4話はインドの3人兄弟が主役です。Mariはこの話に、とても感動しました。インド南部のベンガル湾沿いの漁村クルサマンカドゥ。3人兄弟の長男サミュエル君11歳は、未熟児で生まれたため足に障害があり、歩けません。そのため、サミュエルの通学にはふたりの弟が急ごしらえのオンボロ車椅子に兄を乗せて、えっちらおっちら引っ張っていくんです。4kmを1時間15分も!!!

 

何しろマトモでない車輪が転がらないようなガタピシのオンボロな車椅子の上に、通学路は凸凹砂利道だったり、ぬかるんだ泥道だったり、橋のない川があったりと、想像を絶する困難な道のり!しかも、車椅子を押したり引っ張ったりしているのは、車椅子より背の小さな弟達2人なんです。弟達は2人とも、物知りで勉強が出来るサミュエル兄さんを尊敬しています。

 

毎朝、雨の日も晴れの日も、雨の後の日もトラブルの連続続きの通学路。川の中にひっくり返ってしまって、小さな弟達の力ではなかなか車椅子が動かせなくなってしまったり、やっと学校のある街に着いたのにとうとう車輪が壊れて車椅子が動かなくなってしまったり、、、

 

 

でも3人兄弟は常に困難を笑い飛ばす強い絆があります。とってもpositive♡今日も、3人は兄弟ゲンカしながら、笑いながら、ペリヤパティナムの学校へ通っています。

 

 

どうやらDVDも発売になっているようです。それから、それぞれの子供達が、学校に通う先に見ている「将来の夢」を、ぜひ、映画で確かめてあげてください♡親子で観ても、ひとりで観ても、とにかく、何かを貰える映画です。

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それから、NHKで8/27日曜日の地球ドラマチックで 「世界の果ての通学路~ルーマニア ペルー フィリピン~」をやるみたいです。詳細が見つからないけれど、もしかして、監督が続編を作ったのかな???ちょっと夜更かしになるけれど、よかったらチェックしてね~