ひな祭りの思い出♡
ひな祭りの思い出と言えば、小学生の頃、ちょうどこれくらいの季節にママの代からのお雛様をとり出して、家族で飾り付けしていた時のこと。うちにあったお雛様は、お内裏様とお雛様、三人官女に五人囃子、菱餅やぼんぼりや桃の花などなどが数段にならぶ小ぶりな雛飾りだけど、みんなで飾り付けるのが毎年の行事でした。あれは何年生の時だったかな~。薄い和紙に大事に包んだお人形を取り出していたら、つるりっとお雛様の髷がとれてしまったの。ギョギョギョッ!家族全員が「あッ」とこっちを見た。凍り付く空気・・・・・
怒られる!と首をすくめたら、一瞬後に大爆笑の渦。笑ってるママの手元の雛人形もツルッと髷がとれちゃって、どのお人形もツルッ、ツルッ、と髷がとれてしまった。。。原因は経年劣化だったのでしょうか???今でも謎ですけど、みんなでそれぞれのお人形の頭にそっと髷をのせて、ずれないようにそ~~っとそ~~っと、それぞれの居るべきポジションに飾ったのを覚えています。
翌年からは、毎年、飾る時にはどんなにそっと薄紙をはずしても、何かの拍子につるりとなるようになりました。笑。お雛さまは、その後、姪っ子の所に受け継がれていきました。今はどうなっているかしらん。。。一年に一度なので細かい飾り方をお覚えるのが大変でっする、大きくなるにつれ、三人官女の持ち物や五人囃子の並び順も覚えて鼻高々だったっけ(^~^)今回、Blogのために江戸で最古の老舗という大手メーカーのサイトで調べたら、五人囃子の並べ方は、向かって右から謡い(うたい)・横笛(よこぶえ)・小鼓(こつづみ)・大鼓(おおつづみ)・太鼓(たいこ)の順で「左へ行くほど音の大きい楽器になってゆく」とのこと。なぁんだ、そうやって覚えればよかったんだね♪
それから、知らなくて驚いたことがもう2つ。みんな、雛祭りの童謡、覚えてる?「お内裏さ~まにお雛様、ふ~たり並んですまし顔♪」だから、Mariもず~~っと今の今まで、男雛が=お内裏様、女雛が=お雛様と思い込んできましたなり。昨日のBlogでもそのように書いてしまっただす。ところが!!!こちらのサイトによると、”女雛を「お雛様」と呼ぶのはサトウハチローの童謡が元となった全くの誤りで、一対で「内裏雛」です。”知らなかった!ガーン☆☆☆さらに!
飾り方は地域や時代によって「標準」が違っていることがあるそうです。例えば、関東と関西(主に京都)では、内裏雛の置き方が逆になることが多い。関東では➔向かって左側が男雛で右側が女雛(イラストと同じ)京都や関西の一部では➔向かって右側が男雛で左側が女雛(うちはこっちでした)置き方が逆になる現象の要因は、内裏雛が模しているという「帝」と「妃」の位置が、昔と今では変わっているからなんだって。以下、サイトから抜粋でっする。<>内はmari注ね?
”日本には古くから「左方上位(左側の方が位が高い)」という考え方がありました。ですから左大臣と右大臣では、左大臣の方が格上になります。神社で手水を使うときに左手から清めるのも同じ理由です。<M:知らなかった~>雛人形は平安貴族の姿をしていますが、平安時代の帝は、妃の左側(向かって右)へ座っていました。京都と関西の一部では、そのしきたりに従って、内裏雛を並べているのです。
一方現在の皇室では、天皇は必ず皇后の右側(向かって左側)に立たれます。座られる場合も右側です。この位置の取り方は、西洋式のルールにのっとっています。明治時代の終わり頃から日本でも西洋に準じて、このルールが取り入れられました。
つまり関西(京都)は昔のルール、関東は今のルールに従っている訳ですから、どちらが正しくてどちらが間違いとは言えません。時代や地域などによって異なりますし、「必ずこうしなければならない」という特別な決まりはありません。標準的な飾り方を大きく逸脱しなければ、古式でも現代式でもそのお家ごとに自由に飾ってよいのです。”・・・・・と書いてありました。難しいけど~~考えて見たら舞台の上手も舞台上に立つと自分の左側、つまり客席からは向かって右側。上座もそうだ!!へぇ~~発見
ところで、ひな人形といえば、何年かぶりに人形売り場をのぞいたら、もう、時代が変わりすぎていてついていけないくらい、お顔が変っていましたなり~~。うーーん。。。。。どこまで時代に迎合して変っていくのか、これからは毎年ウォッチングしたいぞ~~。何年も、雛人形を見ていないアナタ!ぜひ、売り場をのぞいてください。浦島太郎になること間違いナシ!
五人囃子は元服前の少年達なので文句なく可愛らしい童子姿のお人形。当時も幼い頃から笛や太鼓の修行をしていた邦楽奏者のタマゴたちがいたんですね♡ああ、もし一噌さんが五人囃子に参加したら、どんなひな人形になるのでしょうか?・・・・・・・・・・・・・・・・・昨日書き忘れたけど、5本吹きの時は、口が「イ~~だ!」って指で左右横に思いっきりひろげてるみたいに横いっぱいいっぱいになってマシタ♪