アフリカのB.Bモフラン、初めてのニッポン(7)ついに入院?手術?!

 

2017年4月19日のBLOGで書いたアフリカのB.B.モフラン、初めてのニッポン(6)ジョギング中にイエローカード? ですけど、先日、コンサートでB.Bモフランに会った時に確認したら内容に不正確な所があったので、大幅に書き直してUP DATEしました。すみません!ほとんど毎日寝惚けながら書いてUPするので、翌日に見直して手直ししている事が多いんです。。。。もう一度、読み直して頂けまするるか?宜しくお願いいたしまするるる。 そして、今回はその続編です。

富山でB.Bモフランが初めて訪れた日本の病院は、どうやら大病院だったみたいです。B.B.はまず、その立派なことと、クリーンなことに感心したそうです。どこを見ても素晴らしく清潔そうで綺麗。(日本はスゴイ!これは信頼出来る病院のようだ)と直感したって。B.Bの脚の付け根の骨を診察した医師は「なるべく早く手術することをお勧めします。」と言い、その理由を詳しく説明してくれました。

何でも、アフリカの病院で受けた手術では、骨の外側から骨折した骨を補強して支えていたのだけど、日本の先生の勧める手術は”骨の中に支えを入れて骨が自然治癒するのを待ち、最後に骨に入れた支えをトル”というモノだそうで、B.Bは「これも何かの縁。骨の内側から支えるというのも良さそうだし,日本の医療技術はすごく高そうだ。日本で脚の手術を受けて治してからコンゴに帰ろう。」と決心しました。

初来日にして初病院で初受診、そして初入院、そんでもってなんと初手術!なんて盛りだくさんなんだぁ~~?!ハンパないB.Bモフランと日本の縁を感じるエピソードだと思いませんか?

手術は無事成功し、B.Bはしばらく入院生活を続け、退院した後も通院してリハビリを続け、その間にすっかり日本のファンになりました。はじめのうちは、当時の富山では大変珍しい黒人、しかもアフリカ人ということで、物珍しげにジロジロ見られたり、話しかけると困った顔をしてすっと距離を置かれたりしていたけれど、いざ顔なじみになってみると皆とても親切であたたかいことにも気づきました。

「モフランさぁ~ん、おはよう!きのうはよく寝れたかい?」「モフランさ~ん、脚の調子はどうかね?」「モフランさ~ん、ほれ、これ食べてみな?美味しいよう?おまんじゅうって言うんだよ、娘が持ってきたんだ。」「もふらんさん、あそぼ~」もともと、愛嬌があって面白くて人を惹きつけるB.Bなので、あっという間に人気者になっちゃったみたい。彼の白い歯がキラリとする笑顔は、前も言ったかもしれないけれど歯磨きのCM級のさわやかさだもん。

親戚も親友もいない異国での手術を決めた時、心細い生活になるだろうと覚悟していたけれど、実際はすっかり日本に生活に溶け込み、イベントの時からずうっとサポートしてくれた地元のスタッフの人がまるで家族のように親身にケアしてくれたので、不安も寂しさもなかったんだって。いよいよアフリカに帰らなくてはならない日が来る頃には、B.Bは「不思議の国ニッポン」が「大好きな国ニッポン」に変わり、また来たいと心から思うようになっていました。とさ♡♡♡うふふ

後日談で、手術後骨が元気になったら取り出すはずだった「骨の内側に入れた支え」ですが、B.Bの骨の回復力の速さと力強さが並はずれていて、取り出せなくなってしまっていたそうです。お医者さんもビックリ!さすが!

でも、今でも1日3回公演でも最後までめいっぱい踊りまくって観客を盛り上げる彼が、脚にトラブルを抱えているなんて、99%の人が気づかないと思います。MariTAMTAMも以前にB.Bが、「昔銃で撃たれたので脚がちょっとトラブルね」と話してくれなかったら、ちょっと調子が悪いのかな?くらいにしか感じなかったと思う。それもステージ上ではなく、オフの時に感じただけ。すごいプロ根性。そういう所もリスペクトしています。この銃で撃たれたエピソードは、またの機会に紹介したいと思います。

「ハ~イ、そうデスネ♡みんな、またねェ~~~」