
感動ポイントや、お料理について、人と人の繋がりについて、うんうんって改めて感じ入るポイント、ちょっと笑えるポイント、当時の日本やオリンピックの様子についてなどなど、てんこ盛り。人によって、感じ入るポイントは人それぞれで、いろいろでしょう。Mariが嬉しかったのは、人出会う人達それぞれが違う地方、国、文化、生活から来ているけれど、お互いのバックボーンや気持ちを知ろうとし合うシーンがたくさんあったこと。まず、日本全国から集められた料理人たちが、鹿児島県出身だったり、愛知県出身だったり、秋田県出身だったりと色々で、最初はその方言が理解出来なかったりする。でも、主人公秋田出身の三郎はじめ、それぞれの出身地の方言や、んまい食べ物を紹介しあい、理解し合い、友情を育みあい、「選手達に美味しく栄養のある料理を提供したい、支えたい」という共通の思いを抱くようになり、頑張る様子に☆じ~~ん☆

日本国内だけでもこれだけ違う文化があるところにもってして、当時の日本には、今のように外国人もたくさんいないし、情報もほとんどない。そんな状況で、生まれて初めて知る国々の選手達と出会い、お互いにとまどいながらも、お互いを理解しようとする気持ちで接していくうちに、心あたたまる交流が生まれていく様子に☆じ~~ん☆ 全国から意気揚々と集まった若手料理人の三郎たちは最初は「自分が美味しいと信じる料理を食べて貰いたい」という気持ちが勝ち、中央アフリカのチャドのカディナ選手がステーキでも卵でもとことん黒焦げになるまで料理してくれとオーダーするので「新鮮な素材を最大限に生かした料理なのに、何でもウェルダンにしろしろって、なんなんだよ!台無しだよ!」と不満を持つようになる。

そんな様子を見て、料理長が「私達のように常に新鮮な食材が手に入る地域は限られている。そういう所では衛生上、よく火を通した料理を食べる。その料理が子供のころからご馳走に味となるんじゃないか?」と諭し、その一言で若手たちがすぐにハッと深いところまで気づいて、自分の考えを改めるシーンに☆じ~~ん☆たった一言で、気づけない人もきっといるだろうに、すぐに気づいて素直に考えを改め「もっと相手を知ろう、文化や育った環境を理解して、相手が喜ぶ味やお料理を提供しよう」と翌日から努める彼らにじ~~ん。日本人のおもてなしの心を学ぶ思いでした。間違いは気づきがあれば、そしてすぐに気づきを行動に移していけば、より良い方向に昇華していけるんだよね、、、うんうん(>v<)忘れないようにしなくちゃ!
アブドゥとボガは、冒頭ドラマが始まって5分くらいのタイトル明けにちょこっと登場します。2人の演奏する太鼓サウンドは他のシーンでも使われてま~す。このドラマ、ポップだけど、深いメッセージが散りばめられていて、アフリカのことも散りばめられていて、何より、普段、学校公演やイベントで国際交流や国際理解を拡げようと頑張っているMariやヘイワオ・ドットコムの仲間たち(日本人、アフリカンやアメリカンやネパール他のアーティスト)みんなが伝えたい普遍的なテーマがしっかり伝わってきて、、、、
心から、嬉しく思いました!そして、出演外国人が多いので名前のクレジットは載せられないと思うと言われていたにもかかわらず、エンドロールにしっかり、アブドゥとボガの名前も載っていました。そして・・そして・・・・なぜか、まり も。まりはお願いしてなかったんだけど、やりとりメールの時に使っていた名前を載せてくださったみたいで・・・ありがとうございます♡(^^)♡