ボディパーカッションで拡げるLOVEの輪♪
昨夜、NHKのBSの国際報道番組で、日本人の山田俊之さんが、カンボジアの貧しい地域でボディパーカッションを教えることでLOVEの輪を広げている活動の様子を紹介していました。とても興味がわいて、調べてみたら、「ボディパーカッション教育」という活動を始められた方でした。そして、活動の実績を認められて、ボディパーカッション教育を通した実践は、平成21年度NHK障害福祉賞最優秀賞、平成23年度読売教育賞最優秀賞(特別支援教育部門)を受賞していました。
山田さんは<ボディパーカッション教育の良さは「楽器なくても、音符が読めなくても」楽しめる音楽教材です。>と書いています。拍手です!!!全く同感!テレビでは、カンボジアの貧困地域の子供達に、ボディパーカッションのワークショップを体験して貰う様子がテレビで紹介されていました。「お金がない地域の子供達の学校には、楽器がない。でも、ボディパーカッッションなら、何にもなくても、誰もが一緒に音楽を楽しめる。」
見ていると、いきなりけっこう高度なリズムパターンを教えていて、子供達は先生のおもわく通りにはなかなか演奏出来ない。(うんうん、わかるわかる、そういう状況、よくあるある。)そこで先生は、とても簡単なパート、まあ簡単なパート、ちょっと難しめのパートを、学年別に振り分けてアンサンブルにしていきました。最終的にはそれぞれが能力に合わせたパートを演奏することで、何とか仕上がって、めでたしめでたし。先生は「少し難しい方が達成感がある」とコメント。なるほど~~。
でも、手拍子ってずうっとやってると、手が痒くなるんだよね~。と思って見てたら、子供達、やっぱり手を痒そうにこすり合わせていました。
手作りエコ楽器パフォーマンズグループ「JUMBE」の考え方と似ている点が沢山あって、とっても嬉しかったです。でも山田先生のようにボディパを体系化して立派な教材にするって、大変な事だと思います。そして一番頭が下がったのは「ボディパーカッションの普及に関する事業を行い、音楽教育、子どもたちの健全育成、国際交流などの推進に寄与することを目的とします。」という理念を掲げて、着実に活動の輪を拡げていること。色々と考えさせられました。