ラマダンも 平和を願う 気持ちから♡
「今のアフリカ2019」日曜日のレポートの続きで~す♪小さいキッズ達も15人以上はいたライブ&トークショーだったけれど、みんな最後まで興味深々で聴いてくれました。最後のの曲では、ブジュが立ち上がり、チエさんを煽って、ぐいぐいと盛りあげていくシーンも!?お二人は、深夜でも夢中になってリハーサルをして、ハッと気づくと朝になっていたりするそうです。グリオ(伝承音楽家)してるなぁ~~。ところで、「グリオ」っていつも使ってきたけれど、実はこれはフランス語で、セネガルでは「ジャリ」って言うんですって。なんだか、日本の「阿闍梨」みたいだね♪(’~’)まだ、今もアフリカ大陸の国々の地図になるずうっと前、サハラ砂漠の方にはマンディン王国があり、ジャリの人達はその頃から、音楽を通じて、人々の生活に深く関わっていました。ブジュの家、シソコ家も、その頃から王様のためにコラを奏でたり、歌っていたそうです。何のために?疲れている王様を癒したり、悩める王様に様々な物語や詩を歌ってきかせてサポートするためだったとか?今の国境線とは全然異なる国境があった時代から、西アフリカの伝承音楽家達は活躍していたんですって(^。^)
ところで、多くのお客さんがよく知らない、または誤解しているムスリムとラマダンについて、せっかくラマダンの真っ最中なので、コンサートの最後にちょっとお話ししました。1年に1回1か月断食するラマダン。ひとつの意味は、日々の食べ物もままならない恵まれない人達の生活をラマダンによって疑似体験し、思いを馳せ、思いやりの心を持つ。。。。。イスラム教っていうと「目には目を」とか「IS」等の極端で誤解に満ちたイメージが強くなりがちだけれど、Mariが知っている人達は、ほんとうに思いやりがあり、他人をリスペクトし、助け合う考えの人ばかりです。例えば、ミュージシャンや役者さんの世界には、キビシイ競争社会で勝ち残るためかMe 1st.=オレガオレガなキャラの人も多いけれど、ブジュやアブドゥ達は、一緒に演奏する人をとてもリスペクトし、たて合います。
自分がリードシンガーのバンドでも、仲間にリードの役を譲る曲を、ごく自然にシェアしたり、、、ステキだなぁって心から思う。彼らに言わせれば、音楽はそもそも分かち合うものなのだから、それは当たり前のことだそうです。。。Mariもそういう考えだから、大変なことも沢山あったけれど、でもこういうアーティスト達に出会えて、「ああ、自分と同じ人もいっぱいいるじゃん。よかった~~」ってホッとしましたなり。そんなブジュとチエさんの演奏が、お客さんの心に届かないわけはなく、大きな拍手に包まれて、コンサートが終わりました。
次の出演者は誰かしらん?あれ?あの人、知ってる(@c@)その時、ボランティアスタッフの人に「すみません!次の人も司会で紹介して貰えませんか?!」と頼まれました。
P.S. ところで。。。Mariの五七五タイトル・シリーズ、続いてると思わない?♡♡♡まだまだ続けるよ~~ん♡♡