上野御徒町のチョコ売りお兄さんはマジシャン◎☆
なんで唐突に上野御徒町の話なの?って?(^、^)うっふふ。それは、報道番組で「4連休Go to travelから東京除外になって売り上げ大打撃だった上野御徒町の商店」というタイトルで、御徒町のあの通りのお菓子を売ってるおじさんが何回も映ってたからなんでっする♪ 高校も芸大音楽学部付属高校だったので、高校時代から大学時代、卒業しても上野周辺はしょっちゅうウロウロしてました。動物園も博物館も美術館もよく行ってたしね(⋈◍>◡<◍)。✧♡そして、たいてい、上野駅から電車に乗らずに御徒町駅まで、アノ商店街を散歩していたので、アノ商店街ではいろんな目にあいました。笑(>v<)そんな思い出をあれこれ思い出しちゃった。
上野駅からの入り口近くのチョコレート売りお兄さんは、はっきり言って昔はマジシャン◎☆?でした!!!(今は行ってないし、TVで見たら代替わりしてたからわからないけれど・・・)イラストはバナナだけど、御徒町商店街といえば、上野駅寄りの入り口はこのチョコレート売りのお兄さんがTVでたいてい登場します。独特の、ほんとうによく通るダミ声で、「え~らっしゃいらっしゃいらっしゃい、え~安いよ安いよ安いよ~はいそこのおねえさん持ってきな持ってきな買ってきな、え~安いよ安いよ安いよ~」みたいな感じの事を言ってるの。聞き取りが難しいほぼ一本調子の念仏のような売り声を途切れずに唸りながら、左手に大きな板チョコを何枚も重ねて持ち上げて、お客さんによ~く見えるようにして売ってて。そう、このお店は間口がとても狭くて、お菓子のディスプレイを背景に、チョコがいっぱい入っている(と思われる)大きな段ボール箱の横にお兄さんが立ってるだけの印象でした。そしていつもお客さんの輪が出来てるの。
「よ~し、もう1枚入れちゃうよ、ハイッもう1枚!どうだどうだどうだ~買ってきな買ってきな買ってきな~」と、威勢よく大きな段ボールの箱から派手な手ぶりで右手に板ョコ1枚箱からつかみ上げて、左手のチョコの山の一番上にパン☆と乗せる。(おおぉ?す・すごい!えっとえっとたしか10枚あってまた一枚乗せたから11枚で1000円?てことはあの大きな板チョコが1枚100円以下?安い!これはめちゃお買い得じゃん!)吸い込まれるように前のめりになるMari。。チョコ売りのお兄さんは後の方のお客さんにも良く見えるように台の上に立っていて、チョコを高めに掲げて売ってるんだよね。まさに☆オン・ステージ!☆そして、舞台の上からは、Mariもそうだけど、お客さんの顔やバイブレーションが意外な位わかる。年季の入ったお兄さん、もちろん、自分を見上げて注目しているお客さんの中の、買おかなモードのMariに気づいてたんだと思う。
「はい、お嬢ちゃんおまけしちゃうよ、ほら、もう1枚!パン!☆ええい、もう一枚おまけでどうだ!パン☆持ってきな持ってきな安いよー、これ以上は無理だ、でも可愛いからもう1枚だけパン☆」一番枚数が増えた時に買おうと必死に見つめて、タイミング見極めれり!とばかりに自信たっぷりに「それ、ください!」と声をかけてチョコを買いました。(>v<)1000円札と引き換えに、お兄さんが左手に持ってたチョコを入れたビニール袋を貰い、人の輪の外の方に下がって、幸せドキドキで袋をのぞくと・・・・・・
あれ?14枚入ってるはずの板チョコが10枚しか入ってない?!えっ?えっ???人の輪の向こうのチョコ売りのお兄さんの方を振り返ると、さっきと同じようにダミ声で唸りながら、右手でチョコをパン☆と積みながら、売り続けている。離れたところか見ていたら、お兄さんがパン!☆とチョコを積むと同時に、左手に持ってるチョコの束の一番下のチョコをぽろっと箱の中に落としているではありませんか(@c@)” たまたま?偶然?・・・
しばらく観察を続けていると、必ず上にパン!☆、一番下のをぽろっ。でも、あまりに自然で気が付かない。微妙な腕の上げ下ろしや、右手で掲げた新しい追加のチョコに注目してしまうことや、芸術的なパフォーマンスの域。マジシャンや~~~~ 衝撃的な思い出でした(^~^)♪やられた~って感じ。笑。それ以降、通りかかったら、足をとめてながめたけれど、パン☆ぽろっ♪やっぱりプロのマジシャン。でも拍手するわけにもいかないしね(’~’)心の中で拍手して、お菓子の二木に寄りましたとさ。