恐るべし!「いよぉ~~っ」

望月太喜之丞=タキちゃん曰く「凄い人の掛け声は、とんでいる鳥を落とし、人の命を絶つことも出来るんだよ」。やだ~~またまたタキちゃんったら~~。学生時代、mariはかなりモノ知らずで、先輩や友達がわざと嘘を教えて真に受けて感心してるMariをよくからかうので、”ちょっとあり得ない話だしまたからかわれてる”と思って笑っていたら、まじめな顔をして「ほんとだよ!ほんと!」。

 

 

タキちゃんからきいて驚いた邦楽あるあるのひとつで今でも覚えているのが、家元が持っているバチ。普通のバチはよく見るように先っぽはとんがっていない。でも家元のうちのバチはそれはもう長い長い年月代々受け継がれてきているので、バチ先の形がクレヨンみたいに緩やかに尖っているんだって。気の遠くなるような歳月、演奏で使うことによって、自然に摩耗してなった形で、そんなふうにして持っている楽器もとてつもないモノだったり。。。だから、自分みたいに一般人が一念発起してこの道に入った者は、そういう点でもとうていかなわないんだよ、、、と語っていたのをよく覚えています。

タキちゃんとのエピソードを随分前のBlogで紹介したことがあるので、よかったら見てネ♪ついでに他の2つも~(^^)いつのまにかBlogも2年目突入かぁ・・感無量。読んでくださって、ほんとうにありがとうございます♡♡♡2017年5月27日 BLOG ☆ああ~勘違いエピソード(2)☆ 2017年5月26日 mari BLOG ☆ああ~勘違い☆エピソード(1) 2017年5月28日 mari BLOG ☆ああ~勘違いエピソード(3)☆

 

大学時代にNHK/FMで新しく始まるという指揮者の大友公平さんのクラシック音楽番組アシスタントのオーディションに行き(なんで行く事になったか覚えてないんだけど)、彼のおめがねにはかなわなかったけれど、トークを聴いたスタッフがFMリクエストアワーという番組のメインパーソナリティーに抜擢してくれて、そこからあちこちのFMのパーソナリティのお仕事が何となく続いていきました。

 

声と天然系フリートークとミュージシャンなのを尊重してくれ、mariのアイデアをと入りいれてくれる番組に恵まれ、かなり自由がきいたので、そういう番組では色々な音楽を一生懸命リスナーに紹介してました。その頃に、邦楽の魅力を紹介したくてタキちゃんにゲストで来て貰ったことがあったの。この笑ってる写真の頃かな~(写真は1枚目が平成のタキちゃんです。次は「七福神」というバンドを組んでいる頃に参加して貰ってた頃のタキちゃん。若いッ!

この後に写ってるのはMariが最初にメジャーデビューした無国籍エスニックロックバンド「七福神」キーボードの沼井雅之=沼ちゃん。(ヒロミ郷、ケミストリー、福山雅治等々のアルバムやツアーに参加)。「七福神」のアルバムジャケットを見つけたのでてんぷ~♡うわっ懐かしい~~~~タキちゃんの写真は公式サイト望月太喜之丞 Websiteから借りました♡)サイトのエッセイがめちゃ笑えるので、気分転換したい時はぜひど~ぞ~。

 

まあ、それでスタジオの中で鼓なんかも生演奏して貰っちゃったりして、楽しいトークだったんだけど(彼は役者出身で話が面白いのだ)、最後に掛け声を聴かせて~って話になりました。居住まいを正してタキちゃんが、「いよぉ~っ」と言った瞬間、番組用のこぶりなスタジオブース全体がブワッとなって、一瞬、何が起きたかわからなかった。。。。。。それ以来、(たしかに・・・凄い人の掛け声なら、飛んでる鳥も人の命も落とせるかも、、、、)と、思うようになりました。とさ。いやほんと