新庁舎は美だけじゃくて、技ありなのだ♡

木造建築の新庁舎は、美しさだけでなく強度や建築のスゴ技も優れているのであります。最初に新庁舎に入った日に、何となく解放感を感じたんだけれど、その理由がわからなくて、木の暖かさやデザインや照明や窓からのたっぷりの自然光が原因かなとぼんやり思ってたの。で、立派な柱に触れるとすべすべして気持ち良くて、なでなでしながら見上げているうちに、ふときづいちゃったんだにゃ~。高~い吹き抜けの天井になにやら木組みがびっしりある!梁?

そして、2階の役場に案内された時にも、不思議と解放感というか何と言うかな感じを受け、またまた気づいてしまったのだ。広い広い役所のフロアなのに、柱が少ないのだ。いや、フロアの真ん中に柱が見当たらない!?ずらりと奥まで並ぶ受付デスクの仕切りは全て木。小さな小机やペンたてなども全て木。組み木細工のような窓からたっぷり入ってくる自然光が柔らかく、床はぴかぴかに磨き上げられている。天井にはやっぱりびっしりと梁が、、、(この写真の一番奥に控室を用意して頂きました。みんなで綺麗な役場フロアにキョロキョロしながら出入り)

これだけ大きな吹き抜け空間だったり、演奏会場の高い天井だったりするのに、よく支えられるなあ~~と不思議だったけど、謎は住田町役場のサイトを読んでいて解けました。窓の格子は意味があって、<ラチス耐力壁>といい、地震に対しての強度がとても強い構造になっていて、国内初の実用化。格子状デザインで光や風もとり入れることが出来る優れものなんだって。梁は<トラス梁>と言って、3本の木柱を組み合わせた大きな梁によって広い空間を支えることが出来る。なんと49本もの梁を使っているそうです。詳しく知りたいかたは、こちらをクリックしてね?なるほど知識がわかりやすく写真と一緒に並んでいます♡「新庁舎の詳細説明」しかも、スマホをかざすと360°ビジョンがられるので、ちょっと見てみてネ?Mari達AASが演奏したのは町民ホールというスペースで~す♪

あ、この前写真をアップした雪の新庁舎入り口前でMariが映ってる写真、あのエントランスへの庇も、木の小道をイメージしたデザインだそうです♡