青空が絵にかいたよう 東本願寺
この写真の空、何月の空かわかるかな~?ここ何日も、東京は太陽が顔を見せなくて、「記録的日照時間の少なさ!」とテレビのお天気ニュースでやっているけれど、この写真は今月じゃなくて、5月半ば。場所は・・・・・京都の東本願寺で~す♪公演ツアーの帰りの京都駅での限られた1時間ちょっとの間、なんとか京都国立博物館にあるらしい、日本の古い豪華にして高度な刺繍芸術を見に行きたくて、皆と別れました。
ネットで調べたりしても、どうもハッキリわからなかったので、京都博物館に直接電話して問合わせしたら、「そういうものは常設していません」との答え。ガックリ・・・ おかしいなぁ~~テレビの美術特集か何かで見て、たしかここにあるって言ってたので、その時から(チャンスがあったら絶対見たい!)と思っていたの。日本の刺繍の文化って、ほんとうにステキ!つい最近まで知らなくて大損したと思ってるもん。飛鳥時代の作品も残っていて重要文化財になっているらしいけれど、Mariは江戸時代・江戸後期の豪華絢爛にして、とんでもなく美しい芸術的な刺繍に憧れています。。。 でも、今回は縁がないようなので、それなら駅そばにある東本願寺に行ってみよう!って決めました。京都は観光地だけあって、駅には大きなスーツケースが入るコインロッカーはたくさんあって、とっても便利。1時間しかないので、大急ぎでスーツケースを預けて、東本願寺に向かって急ぎ足。
駅からまっすぐの道に出ると、向こうに抜ける絵に描いたような青空。汗びっしょりになって辿り着いた東本願寺は大きくて広くて、でも、渋いいぶし銀のようなたたずまいでしたなり。なんというか、ちゃらちゃらしていないの。古い柱や床板が磨き抜かれて黒光りしている感じというか。歩くと、ばこばこぼこぼこして、踏み抜いてしまうんじゃないかって心配になるような、古い板張りの渡り廊下も、ピカピカと黒く光っている。
これまた天井が高~~く、ひろいひろいお堂では、あちらこちらに数人の参拝客?が固まって座り、または1人旅の人がぽつんと座り、休んでいたり、おしゃべりをしていたり、お経を唱えていたり、物思いにふけっていたり。思い思いの時を過ごしている様子。そのうち、団体でお詣りに来た参拝客の一団が、揃ってお経を上げ始めたり。
柱や屋根の改修工事中みたいで、網がはりめぐらしてある部分もありました。写真は靴を脱いで、お堂へあがる階段の下から、お堂を見あげたもの。白い襖みたいなのの真ん中があいてて、奥が暗くみえるでしょ?右手の四角い柱は、一辺が両手拡げたくらいありそうな太さでした。(印象なので、実際は違ったらごめんね)。上を見上げたら、こんな感じ。金色もあるんだね(@、@)なぜか、金色の印象がほとんどないんだけど、、、中は写真撮影はいけないと思うので、撮らなかったので、紹介できなくてごめんね(>c<)薄暗くて、涼しくて、落着ける空間でした。
外に、まるで神社の手水舎みたいな所もありました。龍の向こうの青空の端っこにかすかに見えるのは、もしかして、かの有名な京都タワー???お堂もみえま~す。あんまり立派な龍だったので、正面からもぱちりぱちりしてしまった(^~^)
左手の向こうの奥に見えるのが、渡り廊下で、そこを渡って、龍の真後ろに見える右の建物にいけるの。この建物の左手に柱が奥へと連なって見えるのも、渡り廊下です。歩くと足元の板がばこばこいう廊下。ここには、真新しい資料館みたいなのがあったけれど、時計を見たら、もう時間がないので見るのは諦めて、急いで、靴を履いて、京都駅に戻りましたとさ。でも、寄れてよかった~~~