セネガル・オールスターズ公演、お疲れ様でした!
音響ディンカムジャパンの脇本さんは昨年もアフリカン・オールスターズ(AAS)とバイファルレボリューション(Bayefall Revolutionの音響を担当して下さり、アフリカ音楽にも詳しくて、ごきげんサウンドを作ってくれたオペレーター。今回はタマ(セネガルの小ぶりなトーキングドラム)にピックアップ・マイクを用意してくれました!
事前に、サウンドについて、色々細かく打ち合わせややりとりをしていたので、当日の本番のサウンドはやっぱりゴキゲンだったと、多くのお客さんから言われました。脇本さん、ありがとー!ドラムサウンドに迫力があるので、2人のボーカリストや全員のコーラス、繊細なコラの音色をドラムの迫力と魅力と一緒に全ての魅力を合体させて客席に届けるのは、なかなか難しいんでっする。「なかおと」・・舞台のメンバーのためのモニターの音のバランスも、いわゆる普通のバンド編成と違って、難しい。短時間で音作りをするのは至難の技なのでっする。人数も多い編成だしね。。。
本番ですごく残念だったのは、コンサートの前のイベントでゾマホンさんのトークショーがかなりオシてしまったこと。結果、セネガル・オールスターズは、リハで練習してプログラムを組んでいた曲をいくつか、カットせざるを得なくなってしまったのです~(>。<)でも、イベントでは、まま、あることなので、仕方ないよね、、、それぞれのメンバーが主役になるプログラムだったので、その全てをお客さんに見せられなかったのは、誰よりも、バンドメンバーが残念がっていました。・・・
Mariは映像で観たんだけど、まず、オールスターズのポジションが小粋でした(^^)本番の写真はないけれど、リハ後半の写真でわかるように、ずらりとステージ上にメンバーがならび(下手からボーカル&コラ奏者のブジュ・シソコ、ギニアのジャンベ奏者ラウラウ・バングーラ、ボーカル&パーカッションで全体を把握する能力の高いパコ・ダボ、パワフルで華やかなプレイの若手ンボイ・ジャバイエ(アッサンの弟)、オールマイティの笑顔が魅力的なラミン、みんなの兄貴分的存在のボガ。そして、写真のように、前に2人=ボーカルのサリウ・ニングとボーカル&タマ奏者のサンバ・ンドック・ンバイエが腰かけている。
セネガル・オールスターズの演奏もさながら、フロアの両サイドで音楽に合わせて、スローやミドルテンポで優雅に踊るアブドゥとアースィーのダンスが、本当に美しかったです。シンプルな振りでも、うんと細かい身体の筋肉の使い方や、部分の動きがぴったり合っていて、しかも、繊細で緻密でグルーヴしていて、タメイキが出る舞いでした(♡。♡)アフリカンダンスというと、どうしても、パワフルでリズミカルでアップテンポの激しいダンスを想像してしまいがちだけれど、実は、とても幅広い奥深い表現があることを、この2人のこの日のダンスを見て知った人が沢山いたと思う。。。。。コンサートの後のダンスワークショップは大変な熱気でお客さんがキッズから大人まで、メンバーの太鼓演奏にのって、踊りまくってくれました。ZOOの天野さんの動物クイズは急遽、変更になってしまって、これも残念でしたけれど、誰もが臨機応変に対応して、今年も大成功でした♪(と信じています)。みなさん、ありがとうございました!
P.S. Mariはたまたま、アフリカンフェスティバルよこはまのバイファル・レボリューションのライブで、ドラマーたちがわざとゆっくり演奏した時に、アブドゥが仕方なく音に合わせてゆっくりダンスしたのを観たことがあり、その時から、(こ・・・これは・・・とんでもなくアートだ!)と感動して、こういうアフリカンダンスも学校公演や芸術鑑賞会でみんなに紹介して知って欲しいと思ってきたので、すっごく嬉しかったです♡今週末に小金井の緑小学校でAbdou(アブドゥ)とDaudi(ダウディ)とMariの3人編成のコンサート&ワークショップをやるので、その時にはちょっと新しいプログラムで、Abdouに幅のある表現にこだわったアフリカンダンスを踊ってもらう予定です。(^v^)♪