手作りエコ楽器で楽しいワークショップ

JUMBEジャンベは公演だけでなく、ワークショップの依頼が多いです。理由は、音楽のワークショップなのに、楽器がいらないお金がかからない＝ペットボトルや段ボールからリサイクル楽器を作るので、とってもエコだから、、、、かな？私達のステージを見て「面白そう、自分もやってみたい、子供にやらせたい」と依頼が来る。「楽器作り＆ワークショップのみ」の場合と「本番を踏まえたワークショップ＝本番＋リハーサル」等々、クライアントの希望に合った内容を組み立てる臨機応変さもあるのかも？小学校の課外教室、文化センターのお祭り、横浜赤レンガでのウクレレピクニック、児童館などなど。。。今まで色々やらせて頂いてきた中で一番の変わり種はパシフィコ横浜でのヤマハのファミリーイベントでの「本番＋ワークショップ」かな。何年か前の事だけどご紹介しま～す。

まず当日は東急渋谷駅改札前に応募したファミリーが大勢集合して特別電車に乗り込む準備！皆さん、手にはそれぞれ、すでに色々と手渡されたグッズを持っています。その中にはJUMBEジャンベが前もっていっぱい作ったキラキラしたのミニペットボトルキラキラシェイカーも１セット入っていまーす。

特別電車登場！なんと！参加者はこの電車に乗って、渋谷から横浜みなとみらいまで、車内ワークショップを楽しみながらイベント会場に向かうという前代未聞のワクワク企画なのだ～！いや～～も～～、JUMBEジャンベのメンバーも企画からワクワクしました（＾＾）車内には６号車まで全部に同時に聞こえるようにＰＡも設置。各車両にインストラクターとしてメンバー２人が乗り込み、いざ、出発！

ノンストップでみなとみらいまで行くので、他のお客様は乗らないという贅沢かつ有り得ないスペシャルな環境の中、まずはみなさんにミニペットボトルのキラキラシェイカーを持ってもらい、大きなフリップで説明したリズムを元に練習をいろいろ。電車の速度に合わせて演奏したり、アンサンブルしたり。あっという間に時間が経っていきます～～

通り過ぎる駅のホームの人たちが、停車しない電車を怪訝そうに見るので、途中からはホームの人に向かってキラキラシェイカーを振ってアピール！最初はびっくりしても、すぐに手を振りかえしてくれたりして、思いがけない交流で大はしゃぎ（＾＾）最後に、イベントでも演奏する曲に合わせて全車両で練習したリズムを演奏する予定！でしたが、音響会社の方がＣＤを忘れてきて実現出来ませんでした（＞。＜）事前に用意して２枚渡して安心していたので、まさかの出来事ですごく悲しかった、、、（どんな時も念のため自分で持参しようと心に決める。何事も学び学び）

パシフィコ横浜の広い会場に到着したら、そこには盛りだくさんのブースやおみやげコーナー、手作りギター工作コーナーや、段ボール太鼓とペットボトルを用意したワークショップリハーサルコーナーもあって自由参加。写真にはないけれど、ペットボトルにそれぞれ自由にデコ出来るよう、シールやカラーサインペンやカラーテープも用意したので、子供たちはみんなお母さんと絵を描いたりシール貼ったりと夢中になって自分の楽器を作っていました。本当に大人の発想をはるかに超えたアイデアがいっぱいで、ビックリ。数字だけで計算式を水色のカラーペンで綺麗にイラストのようにびっしりと描く男の子とか、お花とシールを組み合わせてデザインにする女の子とか、才能とアイデアの宝庫！紹介出来ないのがホントに残念。ワークショップでは、この楽器手作りタイムも人気です。

さあ、楽器が完成したら本番に向けてリハーサル！電車で一緒だった人だけでなく、会場で初めて参加する親子もいっぱい。ドラムサークルのノウハウも取り入れたJUMBEジャンベ独特のワークショップは、音を聴く力、動きに反応して強弱やテンポを変えて演奏する対応力、皆で違うリズムをアンサンブルする楽しさ、自分が指揮者になってアンサンブルを引っ張る楽しさなど、いろんな音楽の楽しさを体験して貰うよう工夫してあるので、

小さい子供さんから年配の方までが一緒になって楽しく参加できるのだ。何組かに分けたリハが終わったら、いよいよ本番直前の最終リハーサル！別のブースで手作りギターを作ってリハをした子達が最前列に並び、その後ろにお客さんが大勢。会場の両横には段ボール太鼓とバチ代わりのペットボトルがずらり。ステージ上ではJUMBEジャンベがリード。

照明が当たらず写真にうまく取れなかったけれど、段ボール太鼓は飛び入り参加の方も沢山で全部の段ボール太鼓が演奏された様子。パーカッションの魅力は、「誰でもテクニックがなくてもとりあえず、叩けば音が出る」こと。初めて叩く人もちゃんとリードに合わせて、振付もハデハデでばっちり！