今もりゅうりゅうと流れ続け、人々のもとに届いている命の水
お昼のテレビ報道番組で中村哲医師のことを、わかりやすくまとめていたので、さくっと紹介させてね?まずが番組が作った朝日新聞の記事からの抜粋のフリップです。2枚一組続きで続けて右から読むと、文章がつながりまっするん。
2組めで~す。繋がってない所もあるけれど、大干ばつに襲われたアフガンで、医療活動にあたった際のエピソードが書いてあります。驚くのは、飲料水確保のために自ら井戸を掘ったこと。その後も信念から農業用水路建設に取り組み、独学で土木を学んで図面まで描き、重機も自分で運転して建設に取り組んだこと。
そして、現地の人だけで維持・管理出来るようにと考え、伝統的な技法を取ったことも、何気なく凄い事だと思います。世界の貧しい国々の人達を応援する活動をしている人達の特集で見た何人かの方も、同じ事を意識していました。ペットボトルの電灯を広めている人、やはり水回りの確保の活動をしている人・・・現地の人達が、自分達で機会をメンテしたり運用出来るようにと、ちゃんと考えている。
小さい時、スタンプを貰うのが楽しみで近所の日曜学校に遊びに行ってた頃、スタンプと同じ位にお気に入りだったのが、みんなで歌を歌う時間と、牧師先生のお説教の時間でした。お説教っていっても、面白おかしく、いろんなお話をしてくれる楽しい時間なの。そのお話のなかで今でも覚えているのが「みんなはお腹が空いている人がいて、自分がさっき獲ったお魚を持っていたらどうしますか?」と先生が質問したことです。
ちーちーぱっぱの私達は口ぐちに、褒められると思って”お魚をあげるー!!”と返事しました。すると先生は「う~~ん。それは親切だけれど、それだけだとあまり助けたことにならないかな?」我らちーちーぱっぱ”えーー?なんでー?”「だって、お魚を1匹あげたらその時はお腹がいっぱいになるけれど、明日になったらまたお腹がすいて、誰かがお魚をくれないとお腹が空いたままになってしまうでしょ?」”うーーーー???”
「でも、もし、あなたがどうやってお魚を獲るか獲り方を教えてあげて、出来たらお魚を獲る網も上げたら、その人はあなたと別れた後も、自分でお魚を獲ることが出来るよね?」”わー、ほんとだ!”・・・写真は過去のNEW23の映像をパチリしたものです。中村哲医師、めちゃ若いですね♡銃弾に倒れた時は73歳。同僚の方曰く「あと20年は頑張るって言ってたんですけどね・・・」65万人の人に水を確保したといわれる中村哲医師。彼が命をとして人々のために、人々と共に開拓した水路では、今もやすむことなく、豊かな命の水がりゅうりゅうと流れ続けて、人々を救っているんだって思うと・・・なんだか・・・だよね