河ゴンドウイルカと人間が一緒に漁をする!?
テレビでたまたま見てしまった!驚きました。河に棲むイルカ、河ゴンドウイルカと人間が昔から、協力して一緒に魚を捕っている所があるんだって!
それは、ミャンマーのエーヤワディー川。現地の取材で、ほんとうに漁師さんと、数頭の河ゴンドウイルカが、協力し合って、漁をしていました。信じられない。
小舟で漕ぐ漁師のおじさんが、船べりを木の棒きれにみたいなモノで叩いて音をだし、「そろそろ漁をするべえか?」と誘うと、リーダーの河ゴンドウが、数頭の群れを連れて現れます。そして、数頭は河の下から、魚の群れを小舟とリーダーゴンドウの間に追い込んで来ます。その様子を見守っているリーダーゴンドウが、「今だっ!」という瞬間に尾ひれで水面をパシャパシャと叩いて漁師のおじさんに合図を出す。おじさんも、阿吽の呼吸ですぐさま、網をバッと投げうつ。
おじさんも魚がたくさん捕れるし、ゴンドウイルカ達もおじさんの網からこぼれる多くの魚を食べられるという、持ちつ持たれつの関係なんだって。本当に驚きました。
ただ、最近は、船べりを叩いて誘っても、ゴンドウイルカたちは寄り付かなくなってしまったそうです。リーダーゴンドウが死んでしまったから。死因は、今、問題になっている電流を流す漁のせい。他にも爆薬や、刺し網による乱獲漁。禁止はされているものの、貧しさから漁を続ける人は減らないので、絶滅の危機に瀕しているらしいです。
おじさんのお父さんの代から一緒に漁をしていたという河ゴンドウイルカ。一番最初に、一緒に協力し合って漁をしようと誘いかけたのは、どちらだったんでしょう。この漁の様子や話は、NHKテレビのアーカイブでもあるそうで~す。
明日から豊橋、あさってはTAMTAMのライブ。チケットはありがたいことに、Sold Outで~す♪