注意して貰えるありがたさや♪ありがとうござました!

カミングアウトしちゃうけど、イイ歳になるまで、親が色々注意されたりアドバイスしてくれても80%は「うるさいな~も~」と思っていました(ごめん!)。

 

心のなかで思ってるだけの内はまだよかったけど、反抗期はあろうことか口に出して面と向かって言いまくってたし。。悪いよねー(ほんとうにごめなさいっ!。)

 

パパをリスペクトするというママの育て方もあり、本人に威厳もあったのでパパには言えなかったけど、ママには言いたい放題(最悪!)。

 

でもイイ歳になって、そのありがたみがやっとわかるようになりました(遅すぎるよ自分!ありがとうを言いたくてももう遅い)。

 

長く仕事してると、人から注意して貰える機会がうんと少なくなる。相手は黙って”こういう人なんだな”って内心で評価するだけ。それが次の仕事にそのまま反映するというコワーイ状況。もちろん、それは、お互いをリスペクトしているからって事もあるんだろうけど、コワイよね。

えて見たら自分も、気にあることがあっても、自分とは違う考え方なんだろうから、<注意なんておこがましい><大きなおせっかい><人それぞれなんだから押しつけはいけない>と思って、言葉にしてぶつけることは滅多にしないもん・・・

 

先々月、日舞の先生に、Mariが無意識に癖になってる仕草を注意されました。「すみません!」って言う時、Mariは肩をすくめながら、両手拝みや片手拝みみたいにして頭をさげる仕草がいつの間にか癖になってて、帰り際にドアを出る直前に改めて「すみません、宜しくお願いします!」と、片手拝みをやったのだ。「それ、やめた方がいいですよ。下品な!」「えっ?!!!」ものすごく驚きましたデス。

「会(国立劇場の玉の会)の時も、地方さん(演奏家の皆さん)にやってて、冷や冷やしました。その内切れるかと思った。」会の時も?いやたしかきちんと正座してご挨拶したけれど、、、と内心戸惑っているのを見透かして、先生が改めて注意してくれました。「前を横切る時とか、ちょっとした時にも、普段からその仕草をしてます。」下品な仕草とは夢にも知らなかったので、本当にビックリ。というか、想像しただけで背筋がゾゾゾっとして冷や汗が。無意識に心から「注意してくださってありがとうございます!」と、感謝の言葉が出ました。

わざと失礼をするのではなく、無知や非常識で失礼なことをしてしまうシーンが日頃も沢山あるんだと、改めて気づかされました。また、何かあったら教えてくださいとお願いしたけれど「そんなことは自分で覚えることなんです。想像力があればわかる。」と、すげなく突き放されました。この甘え根性もあかん!

会でも、小さい子は先生ではない周りの大人も「ほら、あっちにもご挨拶しないとね?」と手取り足取り教えて貰っていたけれど、大人は例えシロウトでもそうはいかないという事。この仕草、留意してみると気を付けてていても思わずやってしまいそうに・・・矯正中デス。

しょっちゅうやってたけど、この時まで注意してくれなかったことにも意味があるんだ。

電車で降りる人を待たずに突進して乗り込んでいく子供や、お店の扉を次の人が手をかけるまであけたまま押さえておくことが出来ない人、エレベーターのドアの<開>ボタンもそう。そういう時は(なんで、ちょっとだけのことなのにしないんだろう??)と思ってしまうMariでしたが、自分も気付かずに同様なことをしている!今年の10大ニュース筆頭の気づきでした。一般的な挨拶が無意識に出来るのは、親が教えてくれたおかげなんだと、これまた改めて感謝。

でもね、もし何かで一緒になった時、何かやらかしてたら、きっときっと教えてね?Marichiはエレベーターで<開>ボタンを押してくれた大人はもちろん、子供の時はことさらに丁寧に「ありがとうございました!」と、目をみてお礼を言うようにしています。

人への思いやりやリスペクトや感謝との気持ちが、行動と一致して現れたら、それは最高にステキだもんね♡♡♡なんだか長くなっちゃったけど。きょうもステキな一日を!Have a nice day!