追加と訂正☆観て☆い「世界の果ての通学路」ON THE WAY TO THE SCHOOL

前回紹介したぜひ観て☆い!映画「世界の果ての通学路」ON THE WAY TO THE SCHOOLの、来週のNHKでのオンエア情報がわかりました!日にちも時間帯も間違ってました!ごめんね!!!

正しくは8月26日(土曜日)Eテレで19時から;地球ドラマチック「世界の果ての通学路」フィリピン・ペルー・ルーマニア

 

 

 

もしこの日TVを見られなくても、9月4日(月曜日)深夜にも、Eテレで同じく;地球ドラマチック「世界の果ての通学路」フィリピン・ペルー・ルーマニア を放映する予定になっています。おそらく、前のBLOGに紹介したドキュメンタリー映画の続編だと思います。

 

 

映画を観て感じることは、人それぞれだから、自分の感想をおしつけてはいけないと思うタイプなんだけど、今一つ、MariTAMTAMが「観て☆☆☆~~~い!」と騒ぐ理由が、BLOGからはわからないという方。そう、この映画を観れば、、、、例えば、前回紹介した映画の中の4つのお話にはそれぞれの主人公が生活している場所が紹介されているので、今の時代の日本に生まれ育った私達には想像もつかないお国の事情や文化、生活レベル、環境、素晴らしさ、絆、誇り高さ、夢、前向きな明るさ、考え方、苦労、問題があることを知ることが出来ます。

また、4話のインドの3兄弟のお話では、歩けないお兄ちゃんと彼を支えて通学する小さな弟達の子供らしい知恵に微笑んでしまったり、当然のように兄弟が助け合うその仲の良さや絆の強さに感心したりするでしょう。このお話では、ハンディを抱えたお兄ちゃん自身も、弟達に負けないくらい明るく前向きで、将来の夢に向かって一生懸命に学校に通って勉強しています。日本では観たこともないような、オンボロ椅子にあれやこれやの寄せ集め車輪をとってつけたような車椅子しかない生活。でも、このオンボロ車椅子を作った人は(誰なのかは映画ではわかりませんでした)、きっと、「お兄ちゃんが車椅子で移動出来るように何とかしたい」という気持ちで工夫を重ねたんだと思います。そして、このステキな3兄弟。学校への大変な道のりも、歌を歌ったりクイズをしたりしながら元気に歩いていきます。途中で出会うよきせぬトラブルにも諦めずに立ち向かい、ユーモアと歌と笑いで、どんな逆境にも諦めずに明るく前向きに取り組み続けて、ついには何とか乗り越えてしまう彼らのキラキラした姿に、思わず、ハッと息をのんでしまう瞬間が何回もありました。

今の時代の、この日本という国に生まれた恵まれた自分は、いったい何をしたいのか?どう生きたいのか?同じ地球のどこかの人達とどう関わっているのか?問いかけられているような映画でもありました。よく、今の日本の人は物理的に恵まれていても、心が孤独だとかいうけれど、物理的にどうしようもないことに立ち向かって苦労している人達に比べたら、心の持ち方や人とのかかわり方、生き方は、自分である程度変えられる可能性がある。また、物理的に貧しくても、思いやりや誇り、感謝や優しさを忘れない人達もいる。

どういう人になりたいか、どう生きたいか、月を見上げて、流れる雲を追って、心を空に飛ばしながら考えるきっかけになってくれる映画だと思います。

だから、観て☆いので~す。