🌙🐫砂漠で満天の星を見上げた時は、その凄まじさによろけて転びました🐫🌝

🌝🐫満月の写真シリーズをアップしていて、昔某カメラマンのアシスタントの仕事でモロッコの砂漠を10日間🐫ラクダで旅した時のことを思い出しました。

🤗ハイシーズンだと色んな国からの観光客で30人近いキャラバンになることも多々あるそうだけど、この時はオフシーズンで、ガイドの超イケメンのラクダ乗りの名人の青年とヒゲの渋いおじさん2人と、カメラマンの先生とMariの4人だけのキャラバンで、私たちは初めての体験というド素人2人。色々あった道中は一生の宝物の経験でした。

この旅についてはいつか、みんなにお話ししたいなと思ってます。今夜は砂漠で見た凄まじいくらいの星空のことだけちょこっとお話しさせてね?

昼は猛暑の炎天下の砂漠をひたすら🐫ラクダに乗って移動。お尻が痛いし、揺れもなかなか激しく、特に砂丘を上がったり降りたりする時は落っこちそうになるので、1日の行程が終わるころには疲れ果ててグッタリしてました。お風呂?ノンノンのん、んなものもちろん全くないんだよ。水は大事な貴重品。2日目3日目は毎日お風呂に入る文化育ちとしては慣れなくて気持ち悪くて(イイイ~汗流したいっ砂だらけっ)とたまらなかったんだけど、3日目の終わり頃を境に全く気にならなくなっちゃった。何だったんだろう?夕方暗くなる前にテントをはり、火を起こして夕食。🐫さん達も足を折り曲げて寝る態勢に。。。鞍を降ろしても、ラクダの背中にかけていた毛布を畳んで、焚火の周りでもたれかかったりするんだけど、この毛布は長年の汗が沁み込んでいるせいで猛烈に独特な匂いがするので、なかなか慣れなくて、疲れもあって早々に小さなテントに入って寝てしまう毎日でした。

ある日、ふと夜中に目が覚めて、テントの外に出たら地平線からドームのような空全体が凄まじい数の満天の星で、テントから出て立ち上がった途端に大地に立っている感覚、上下左右の感覚全てがわからなくなり、満天の星空がギュワ~ンと迫って来る感覚に圧倒されて、よろよろと足がもつれて転んでしまい、そのまま立ちあがれなくなってしまいました。両手をついて四つん這いになってから立ち上がろうとしても、目が眩んで全くバランスが取れないんです。酔ったような不思議な感覚で、もう諦めてその場に座り込んでしばらくそのまま呆然としていました。生まれて初めての体験。こういう空を毎日見て育っている人達は、何を感じるのでしょう?夜は闇だった昔の人達にとっては、ああいう凄まじい星空や宇宙はもっと身近だったのかな?🤗満月を連写したおかげで、あの日の感覚を思い出すことが出来ましたなり。ラッキー🐫🐫🐫