🌸そして定基と力寿は、運命の恋におちたのです・・・🌸

🌸🌸🌸こうして、都のイケメンモテ男・定基(さだもと)と、東三河の長者の娘・力寿(りきじゅ)は、運命の恋におちたのでした。🌸🌸🌸ちょっと想像してみてください🌸🌸🌸裕福な長者の愛娘として大切に育てられた力寿は、自然が好きで、素朴で純粋。一方、都から戻った女性から和歌や音楽を学んでいたので、都の豪華絢爛な生活や文化や恋愛話にも、きっと憧れや興味があったでせう。お年頃だしね?(´ω`*)💖でも、自分の身の回りには、歌を詠み合う相手も、ましてや心ときめく相手もいなかった。憧れは、夢物語のような憧れでしかなかった。。。長者の家のお嬢様なので周囲の男性もなかなか声をかけずらかったはずだし、、、だから力寿は夢見る夢子ちゃんのまま、大自然の中、箱入り娘というか無菌状態のお嬢さんだったと思います。(🌟注🌟🎈全て、Mariの想像力が膨らみまくっている文章でっするん。負けずに想像力を膨らませてね?🎈)

かたや、都のど真ん中で、地位も立場も保証された貴族のイケメンモテ男君として、風流に恋の鞘当てをイケイケで楽しみながら、教養も磨いて悠々と過ごしていた定基。👉👉👉突然の「東三河の国守」赴任の話は、⚡青天の霹靂=⚡衝撃そのものでした。(な、な、な、な、なんで都でもTOP3のシティ派イケメンで名高いこの私が?何かの間違いでは?!上司の覚えめでたく、皆から好かれているこの私が???)・・・しかし、何があったかは現代の私達には知るよしもないけれど、定基の転勤は、揺るぎなき現実でした。これは史実にも残っています。しかも、妻も「あらぁ~そんな所、あたくし、とても暮らせませんわ。あなた1人で行ってください。お給料だけこちらでしっかり頂くわね。」てな感じで、ケンモホロロ。

ちやほやしてくれていた友人や取り巻きや、ファンや、現在進行形だったはずの恋の相手達も同じく、手のひら返し。👋👋👋「私と一緒に三河へ恋のバカンスに行かないか?君と離れて暮らすのは寂しすぎるんだ・・・」と何人かの恋人達を誘ってみたけれど、「私も寂しいわ、だからあなたのことをいつも思いだせるように、@@の櫛を買ってくださらない?」とか、「いつも貴方と一緒にいる気持ちになれるように、%%の着物を誂えてくださらない?」などなど、🎁プレゼントのリクエストをされるだけ・・・あの楽しい日々や、あの友情や愛情や、自分の存在って、何だったんだろう???

いや、そんなことより、私はいつかまた、この都に返り咲けるのだろうか・・・まさか一生、はるか遠い三河の地で独り果てるなんてことにはならないだろうが???🌀🌀きらびやかで華やかで楽しかった都での日々の思い出が、色のない砂と化して、掴もう掴みとめようとしても、指の間から、パラパラと崩れてこぼれていくようで、あまりの出来事に呆然とし、無力感と寂寥感に囚われたまま、旅立った定基でした。

 

 

 

旅の空の下⛅、🌲田舎の景色を楽しむ心の余裕もなく、ブラックホールにいるような気分まで落ち込んでいたことでせう。ようやく東三河に辿り着いても、🏰都の「み」の字も「m」の字もないこの地で、どう暮らしていけばいいのか・・・⛰⛰🌲⛰⛰🌸🌸🌸落ち込んでいても、如才のない天性のアイドル性を持つ定基は、東三河では皆に好かれ、あっという間に里の人気者となり、溶け込んでいきました。誰かに話しかけられれば、相手が誰であろうと、反射的に200%の爽やかな笑顔で応え、風に乱れた髪をかき上げる時も、ふと空を見上げる時も、目を伏せて微笑む時も、どんな時でも絵になるカッコイイ仕草や気品ある振る舞いに、女性陣はいちいちうっとりと💖ハート型のタメイキをつくのでした💖💖💖

でも、どんなに里の人達に新国司として歓迎され、どんなに女性達からモテても、都にいる時のような気分にはとうていなれず、渇ききってしまった定基の心には、常に冷たい風が吹きぬけていたのです。🌸🌸🌸🌸🌸そんな定基が、都にはいなかったタイプの美しさを持ち、かつ都の女性に負けないくらい歌にも楽にも教養があり、自分の心を癒してくれる力寿と出会ってしまった!!!!!。これはもう、恋の王道まっしぐらしかないでしょう?「