🏯この彫りあとは何じゃ?👴

石のベンチ発見 Σ(・ω・ノ)ノ!おっきい!端っこにある、この穴のような削ったあとのようなものは何だろう?江戸時代の石垣を作るために、石を選び、石を切り出す職人さん達がいて大活躍したらしいことは、山本兼一氏の小説「火天の城🏯」を読んだのがキッカケで知りました。築城にはなくてはならない、要の職人さん達だったそうです。人間が機械がない時代に、鑿(ノミ)や金槌など手作業で、巨大な石を切り出し、その石をまた綺麗な形に割って整えるのは、魔法みたいな信じられない技術。文章で読むだけだと今一つ、光景が浮かばなかったのが、その後、テレビ番組の特集などで度々見かけることが出来ました。

人間はスゴイ😍石割の技法のひとつに「矢穴技法」という方法があって、驚きました。職人さんが巨大な岩壁の岩肌をチェックしながら、「ココ!ココからこっちに矢穴をあけていけば、いい。切り出すぞ」と、切り出す場所やラインを決めるんです。機械などはいっさい使わず、自分の経験から来る感覚だけで、石の目を読むんです!🌟石の目に沿って鑿(ノミ)、矢を入れて、金槌で打ち込めば、少ない労力で石が無駄なく、綺麗に割れるんだって。凄いよねぇヾ(≧▽≦)ノ💦💦💦岩壁から大きな石のかたまりを切り出す作業は、当然、宙づりで作業するので危険そのものだし、切り出した石を割らずに運ぶのも至難の業。命を落とす職人さんが何人もいたと、小説には描かれていました。坂道を運ぶ途中で、台車の車輪が壊れて石が転げ落ち、その下敷きになって命を落とす人もいたようです。火天の城、ぜひ読んでみてね?安土城の築城の物語で、感動します。切り出した大きな石を、また必要に応じた大きさに切って、割って?整えていき、お城のお堀を積み上げたそうです。

おっとっと、話がそれちゃいました(●^o^●)👉長々と石のことは書いたのは、この石のベンチにある彫ったあとが、もしかしたら、石を切り出したり割ったりしたときのあとかな~~って思ったからです。この石にはどういう物語があるんだろうなぁ・・・・?