おススメコミックagain!「昭和天皇物語」
「昭和天皇物語」って、渋いタイトル~~・・・って思ったでしょ?Mariはツタヤで見かけた時、そう思ったよ。でも、読んでみて、早く続きが読みたい!もっと知りたい!ぜんぜん知らなかった!!!と思いましたなり。この前紹介したペリリューを読んだ後に読むと、ちょうど繋がっていくからいいかもしれません。今上天皇がもうすぐ退位なさるというこの時期に、改めて、日本史のお勉強をするのも、なかなかよいかも。。。正直言っちゃうと、ニュースで流れていてもほとんど、気にも留めずにずうっと生きてきてたけど、ある時から、テレビニュースで炎天下、猛暑の中、寄り添うようにしてゆっくりと歩きながら遠い島々を慰問に訪れ続ける天皇皇后両陛下の姿に、目がとまるようになりました。
あまりに強い日差し➔かんかん照りで、空も空気も地面も建物もどこもかしこも真っ白を通り越した痛いような白さの島々。ペリリュー島も訪れていらした様子がニュースで流れていましたが、どんな時も決して姿勢を崩さず、長い黙祷をささげ、祈っている高齢のお二人の姿には、心打たれます。多くの被災地を相当ハードなスケジュールで訪れては、被災した方々のお見舞いし励まし、、、その今上天皇のお父様の話。戦争から終戦の激動の時代を生き抜かれた昭和天皇は、どんな少年時代を過ごし、どんなことを考え、どんな思いでいたんだろう?もちろん、このマンガの内容が全てでは全くないけれど、ユーモアもあって読みやすく、面白かったです。Mariみたいに、日本史をしっかり勉強してこなかった人でも、ぐんぐん読めちゃいます。
ああ、今さらだけど、永遠の0とか、山本五十六とか、トラトラトラとか、お父さんの本棚にありそうな本や映画も、たま~~に見てみると、実生活に役立つ発見がいっぱいあるかも。Mariはあったよん。(^^
こういう激動の時代を生き抜いた人達の物語を読むと、自分のちっぽけさを、よけい感じちゃう。
でも、ちっぽけでも自分は自分だもんね?そんなちっぽけな自分が、現実生活で、仕事や人間関係や、失恋やらと、ささやかにして自分にとっては重大な何かにどっぷりハマっちゃってると、なぜは見えなくなる大きな流れや大事なものや、普遍的なことや、シンプルなこと。
わかっちゃいるけど、毎度毎度、また、どっぷりハマって見えなくなって、アップアップしたり、どよよ~~~んと落ち込んり、同じ所をグルグルグルグルしてたり、、、、を繰り返しながらウンジュウ年。(>v<)
せめて、グルグルまわってても、らせん状にちょっとでも上へ上へと上がっているといいんだけど。どうしたら、すっと執着やとらわれから離れて、空高く舞い上がり、俯瞰になれるんだろうな~~。