賢いカラスと賢い人間の連携プレー???

カラスのお話です。先日、街中に増え過ぎて困りものだというカラス対策の話題をテレビでみました。カラスが嫌いな音を流すとか、いろいろ苦労している様子がわかりました。とにかく頭が良いので、よっぽどでないと、見透かされてしまうそうです。そんな中で、西フランスのとある町の対策が紹介され、びっくりぽん!頭が良いのを逆に利用してしまえって人が考えた対策。なんと、「あちこちにポイ捨てされている煙草の吸殻を拾って持ってきてくれたら、お礼に餌をあげる」っていう企画で、実際に、せっせと吸殻を拾ってきて、おやつと取りかえっこしているカラスの映像が流れていました。

映像からはどれくらい大勢のカラスが参加しているのかまではわからなかったけれど、フリップによると6羽?解決策になるかどうかは謎だけど、ユニークな発想に感心してしまった・・・うちの方は小さい森があちこちにあったりして、そこがカラスたちはじめ、鳥たちのねぐらになっているせいか、けっこうカラスやムクドリの群れがいるの。

そんでもって、カラスの中にはエバってるのがいて、マンションの外付けの非常階段でとんとんと風にあたりながら降りていくと、途中にとまってたりするわけ。で、通り過ぎようとすると「カアッ!!」って大きな声で威嚇してくる。(な、なによ!ここはあたしんちよ!あんたんちじゃないんだからね)と、強気で通り過ぎようとすると、逃げるどころか欄干をカションッカションッてジャンプしながら近寄ってきて「カアッ!」。

カラスでも、やっぱりうんとそばで見ると、尖ったクチバシに鋭い爪、けっこう大きくて、ドキッとしてビビってしまう。つつかれたら痛そうだし・・・いつかダチョウに頭コツン☆ってやられた時も痛かったもん。。。で、そんなMariの様子を察して、カラスはますます強気でカアカアと大声で威嚇しまくってくるので、結局怖くて階段を戻ってエレベーターで降りてしまう。(くやしー、あれは面白がってる気がする)

あと、たま~に、歩いていると正面からわざと低空飛行してきて、頭のギリギリをかすって飛んでいったりするんだよね。ちょっと頭に軽く触れていく時もある。キラキラするものが大好きって点では、共感を覚えるんだけどな~。でも、巣作りに一生けんめいな姿とか見ていると、(えらいな~。一生懸命生きてるんだよね)と思ったりもする。頭がいい鳥だからこそ、友達になれたら楽しいだろうな

人間がどんどん進出しまくった結果、山や森がなくなり、

 

自然の中に住んでいる動物たちの生態系が崩れてしまい、自然に出来ていた境界線を越えて街や集落に出没せざるを得ない状況に追いやられてしまって、問題になっている話がしょっちゅうテレビのニュースで流れているけれど、何か、双方にとって良い解決策はないんだろうか・・・・・と、見るたびに思ってしまいます。