おもしろ図鑑いろいろ(^^)
本屋さんに寄り道するのが好き♡「どうトークすればわかりやすく伝えられるか?」というテーマの小さなアンテナがいつも、オツムリのてっぺんにちょこんと立っていて、本屋さんに行くと、このアンテナが元気に動き出すのだ(^^)時間や気持ちに余裕がないとそこにあっても気づかない本や、ちょっと気になっても内容を見ないで終わる本もよくあって、この前もそこ見たのに気づかなかった~!なんて本もあるし、置き場所が変ったことで発見出来る本もあるので、同じ本屋さんに何回行っても飽きないんだな~
新しく始まるヘイ!ワオ!ドットコムの「英語のプログラム(一緒に英語で歌ったり踊ったり話したり芝居を楽しむ)」と、「アフリカのプログラム(アフリカの色々なお話と音楽の音楽劇)」の台本を仕上げるために、アンテナはぶんぶんしてるところ。今回、本屋さんに行った時は時間があったので、表紙やタイトルが気になっていた本を手にとって中を少し見ました。図鑑系が面白かった!
写真にある色々な本はだいぶ前からあるので、もう知っている人も多いと思います。小さな子供でもわかりやすいようにしているのか内容は軽いけれど、切り口が面白い♪絵が面白い♪キャッチーにするためなのか言葉がタカビーな人間の目線から書いてある時は「残念な」「やりすぎ」「泣ける」などなど、ちょっとなぁ~と感じる点もあるけど、「わけあって絶滅しました」の最初のステラーダイカイギュウのお話は、ホロリときちゃいます。仲間が人間につかまると何とか助けたいと群れ全員がその周りに集まって、刺さった銛を何とか外そうとしたりと最後まで逃げないので、一網打尽にされてしまう、海に住んでいた大きな大きなステラ。1741年にベーリングで遭難した人間に偶然発見され、探検隊はステラを捕獲してその命を貰って生き延び生還することが出来ました。その時の医者の名前がステラとか。それなのに無事に帰還した後、肉が美味しい、ミルクが美味しい、脂がいい、皮がいい等々と噂が広まり、乱獲されまくった・・・警戒心が薄いから獲りたい放題だったそうです。その命を貰って助けてもらったのに、なんて恩知らずな!(>へ<)人間に発見されてからあっという間に絶滅してしまったと書いてありました。興味を持ったのでネットで絶滅の歴史を調べたら、当時の人間の乱獲の仕方に絶句・・・ここで書けないくらいヒドイです。それでも捕獲した全ての命をちゃんと何かにいかしたのならまだしも、運ぶのが大変だからと絶命する程度の傷だけつけて放置して、海岸に打ちあがるのを待っていたそうです。そうやって思い通りに打ちあがったのは2割という話もあります。残りの命、返してよ!って叫びたくなっちゃう。ホロリどころかボロボロしてしまった。
漁師さんはじめ、昔の人々は自然の生き物や植物に感謝しながら自分達の生活に必要な量だけ収穫し、その生き物が存続できるよう幼い子供には手を出さず、ほんとうの意味で共存していたと言いますが、そういう気持ちを無くさないようにしなくちゃと思います。「Love & respect,感謝」=うちの公演の普遍的なテーマでもありまっする。森や川や海を蘇らせる素晴らしい取組みをしている人達もたくさんいるので、ニュースや特集は夢中になって見ます。興味があったら「ステラーカイギュウ」で検索してね?たくさん出てきます。情報の精度はわかりませんが概ね同じ事が書いてありました。今でも、ゴリラや象やと信じられないくらい残酷でヒドイ密漁が行われていることも、ちゃんとみんなで知っていたい。wiki「ステラーカイギュウ」、tomorrow is lived 「STLLAR’S SEA COW」、ほんとにごめんなさい!って叫びたくいなっちゃう。
話が長くなってしまった・・・・・・と、こんなふうに、Mariはこの図鑑のタイトルに魅かれて最初のページをひろげ、そこからステラーカイギュウに興味を持って色々調べ、色々な事を知り考えさせられました。だから、多少タイトルがタカビーな人間目線でも、興味を持つキッカケ=扉の入り口になるなら、いいなって思います。あとは扉の向こうの世界を旅する時に、ちょこっと誰かがナビして、人間目線で書かれているけれど、動物たちの側に立ったらどんな気持ちだろうか?などと想像の翼で行ける世界をうんと拡げてあげられたらいいなって思う。
人間は今や核爆弾まで持ってて、地球規模で同じ地球号の仲間達に影響を及ばす力を持っているから、そのことを伝えられたらいいなぁ。絵本の読み聞かせをしているたくさんの人達、みーんなが、想像の翼でとべる無限の世界のナビゲーター。。。。。。。ってことですね(^^)うんうん。ナビのひとりとして、Mariたちもがんばりま~す♪♪