🐩🐾🐾👣挟土秀平「土に降る」の、もう一つの展示室へ👣🐾🐾🐈
入場してすっかりその世界観の中に入り込んだ最初の広い展示室を後にする時、もう一度振り返った時の写真2枚です。うちっぱなしの壁に屏風のような作品群の影が、建物のように映っていたり、波紋の青の世界は暗い闇に浮き上がっていたり、会場の柱がまるで大きな樹木のように見え、その幹のところに陰影をまとった落ち葉や土が公園の風景のように佇んでいたり、真っ赤な壁の前の作品のまわりの土には落ち葉よは異質のものが落ちていたり・・・気づかなかった風景がありました。会場全体がひとつの作品、物語になっているのを感じましたなり。🌊🍂🌲🏠
そこを後にして、気持ちごと次の展示室に入ると、いきなりもに飛びこんできたのは、壁にプロジェクターで写し出された語る挟土氏の映像と声。熱心に立ち止まって魅入っているお客さんがいたので、軽く見てスルー。挟土さんのメッセージが初めて壁に展示されていました。読んでから続きの写真を見てね?👩💖
周りを見渡すと、こっちの空間はかなり小さめ。左手はすぐに行き止まりの空間で、右手に空間があり、小道は右奥のどんつきまで続いていました。「土に降る」の小道の続きのよう。ただ、さっきの土に降っている葉っぱや藁などのモノとは全然違う趣の地面になっていました。よく見ていくと、食器や家電の部品や破片や傘などなど、現代の私たちの生活で使っている見慣れた物ばっかり。
小道の奥に作品が2点あるみたいなんだけど、実はしゃがみ込んでものすごく熱心に作品に見入っている男性の2人組がいたので、彼らが帰るまでしばらく地面に落ちている色んなものをながめながら、待つことにしました。左官関係か美術関係の若者なのかな?技術的なところまで、丹念に話し合いながら見ている感じがしたので。。。こちらはシロウトなので、落ちているものが何かわかるたびにと、「あ、これ、ダクトの破片だ」とか「錆びてるけどカートの持ち手かな?」と素朴に鑑賞。
やがて、彼らが小道を戻って来て展示室を出ていったので、まずは手前の小ぶりの作品に近寄りました。~~続く~~~
✋あのね、この特別展覧会は2月14日(火曜)のバレンタインデーまでなので、近隣に住んでいて興味があったら、ぜひ、まだ間に合うから寄ってみてね?👌 スタッフさん曰く、この展覧会のために制作した新作が展示されているので、遠方からも挟土秀平ファンが訪れたり、老若男女、様々な世代の人が観に来るそうです。実際にこの場に立って、動いて、光と影による変化や、肌に伝わってくる微細な質感や、作家のvibrationや、会場全体を包む空気感の中で鑑賞すると、もう全然違うので、もし来られるならせっかくだから5感6感全てで味わうのがお勧めですニャ😽