日本いけばな芸術展、作品あれこれ(3)

さあ、きょうも一緒に、風流な気分で「いけばな芸術展」を楽しみませうせう。せっかくだから、とことん行きますよ~~(^。^)とは言っても、全ての作品を紹介しているわけではありません。

アバンギャルドに感じてしまう、素人的には「これって、、これもいけばななの?」作品が続くコーナーでした。

これ、竹。。。。。ですよね?わたし、今、いけばな展にいるんだよね???竹のさきっぽってこんな形になってたんだぁ~、筍を思い出す。ていうか、そういう見方するものじゃないんだろうなぁ~いけばな、いけばな。これをいけた方は何を考え、何を思ってこの作品にして、出展したんだろう???そんな気分になってしまいました。

 

 

お花や枝などをいける器?入れ物?花器?も、実にいろいろでした。器を中心に観てみると、それはそれで、とっても興味深い感じでした。

 

 

 

 

 

 

この白い花器と白や黄色の花や枝の作品、横から写真を撮ったと思ったでしょ?でもね、違うんです。作品のタグが右前に見えるでしょう?タグが置いてあるほうが正面のはずだから。こうしてみると、わからないながらも、バランスの妙を感じたりして、だんだん楽しくなってきました♡松の作品もバランスに感心。細い花器がよく倒れないなあ。コンサートで頂いた大きな花束を小さ目の花瓶に活けた時、よく倒れそうになって苦労するので、リアルに感動しちゃった。

 

この背の低いお皿風の器のお花の作品はずうっと観てきて初めて登場したパターンです。涼しげで可憐で、ホッとしました。今日最後の紹介する白と紅の作品も、オーソドックスで、ホッとします。古典の凄味、アバンギャルド、身近なオーソドックス系、様々な見せ方で迫ってくる作品郡。飽きる暇なし!でござる。

もう少し見たらちょっとは作品を観て、何流かあてられるようになるでしょうか?これがなかなかムズカシイのでした。そこでちょっと調べてみました。

流派って何だろう?流派は「家元」と「宗家」を中心に構成されています。「家元」とは、その流派の伝統、流儀を伝承する最高権威を持っている人のこと。一般的に、家元は血縁による世襲制が多いそうです。「宗家」は、ある一門の中心となる家のこと。当主または本家とも呼ばれるそうです。家元制度って茶道、書道、能、日本舞踊などにもはありますよね?今大人気の藤四段の活躍する将棋界にも昔は家元があったそうです。

まだまだ続く、いけばな展ツアー。感性だけで楽しんできましたけれど、次回からは、ちょっとウンチクも調べてご紹介していこうと思いま~す。