富士特支、富士山も喜ぶ大合唱と太鼓♪

さあ!いよいよコンサート!富士特支では、小学生の皆さんとのコンサート+中高生の皆さんとのコンサート、の2回公演。まずは小学生コンサート開始!実は、主催の富士ロゼシアターさんも制作会社さんスタッフサイドも、全ての生徒さんが心地よく問題なく楽しめる公演になるようにと、事前から細心の注意を払い、「大きい音はNG,ダンス体験はNG等々」とリクエストが沢山ありました。以前にもお話ししたように、AASのメンバーはMariも含め全員、バンドとしても個人としても、アメリカや日本で特支での公演から病院での公演、ハンディキャップの子供達のためのミュージカル指導などを多数やっていて非常に経験豊富なので、メンバー的には,それほど構えなくてもちゃんと楽しいコンサートになる確信を持っていたんだけど、、、スタッフの皆さんの思いもよくわかるので、リクエスト事項を一つ一つ丁寧にチェック。メンバーミーティングでは全員が「まあ、後は実際に様子を見て臨機応変にいこう♪」とうなずき合って笑顔。

実際に担当の先生にお会いしてみると「ダンスをとっても楽しみにしてるんですよ♡歌は大好きでいつも色々歌っています♪どんどん盛り上げてくださいね」と、明るい笑顔でにこにこ。メンバー一同、にっこり「お任せください」=Vサインでうなずき返しました♡公演後に訊いたのですが、このステキな女性は音楽の先生で、太鼓や歌、音楽の力をご存知の方で、生徒さんに合唱や演奏を熱心に教えていたらっしゃるとのこと、すごく嬉しかったです。コンサート中に、生徒さん達がとてもいい発声の大きな声でピッチも正確に、楽しそうにハイレベルに歌うのでビックリしたんだけど、謎が解けました。

太鼓の音には、私たちが思っている以上に不思議な力があります。自分がお祭りや人のコンサートに行っても体感するし、自分が演奏する側の時にも実感。だから全世界太古の(シャレか?)昔から、今も変わらず、常に生活や宗教、儀式、様々なシーンで活躍して続けているんだと思う。特に、洗練された楽器よりも、本来の木や皮で出来た楽器の奏でる音は、身体や心に直接響く、自然のパワーとバイブレーションを持っている。「歌うこと」「みんなで歌うこと」にも、想像を超える不思議な力があるし。。。コンサートが始まり、メンバーは音量は音の高さによる生徒さんの反応を探りながら、全体のサウンドを調整。2曲目にはもうバッチリ、会場全体が音楽の力で一体になり、手拍子や掛け声、コーラス、みんなで一緒に楽しみました。プログラムも生徒さんの様子で臨機応変に変更しながらの公演でしたが、とにかく歌が上手!音感が素晴らしくいい!思いっきり表現してくれるので、アフリカ流と同じノリで、どんどん盛り上がり、ほんとうに楽しかったです。「いやぁ~~よかったよかった」先生方もスタッフもみんな、ハッピーになりました。よかったよかった。音楽ってほんとうにすごい。中高生公演は生徒さんがよりパワーアップしているので、大合唱もこちらが笑いがとまらないくらい見事で、とっても素敵な思い出になりました。

2回公演の間の休憩中に渡り廊下から、生徒さんがアウトドアで工作作業しているのが見えました。お土産に木で出来たキーホルダーと、かわいい消しゴム判?の富士山のデザインを押したプチ封筒などの手作り小物を頂きました。きっとああいうふうに工作してくれたんだろうな~。JPは小さいお嬢さんが2人いるので、Mariの分はJPにあげましたが、みんな、大事に持って帰りました~~ありがとうございました。先生方も、ありがとうございました!(♡♡♡写真は先生手作りのプログラム。愛情いっぱいでしょ?♡♡)

そして、Mariは改めて、メンバーのみんなのスキルの高さと生徒さんへの愛情の深さ、誠実さを感じました。みんな、超リスペクトしてるぜっ。一緒に公演してくれてありがとう!