AFYアフリカンフェスティバルよこはま2017.3日目(3)ニャマ・カンテ&ジェリドンⅡ

昨日ブログで紹介したニャマ・カンテの旦那様、鈴木裕之先生の著作本もせっかくなので写真でご紹介~~

それから、きのうのブログ、AFYアフリカンフェスティバルよこはま2017.3日目(2)ニャマ・カンテ&ジェリドンⅠ  誤字脱字を直したり、ちょっと書き足しました~m(_ _)m

先生とニャマの出会いが書いてあるのは最新刊のこちら。AFYでも出版された年にはニャマのステージで紹介されました♡その中の一文に、ぐっときたのでメモリました。

「私がこの本を書く動機は、人類の多様性を尊重したいからである。私はさまざまに異なる人々がいっしょに生きることをすばらしいと思う。肌の色、国籍、宗教、言葉、食文化、音楽・・・世界はあきらかに『違う』人々で満たされている。・・・(異文化交流の)困難を前提としつつ、厄介な『違い』を楽しむためにこの堅固な壁を突きやぶりたい。壁の存在を認めたうえで多様性を愛したい。私はそう思うのである」

くぅぅ~~~っ(>v<)♡

さて!ニャマのAFYでのステージですが、ここ2~3年は1回目と2回目が、異なるプログラムになっています。1回目のステージは、鈴木先生が自ら撮影編集した「ニャマのコートジボワールの旅日記」??みたいな映像。ニャマが日本語で故郷を紹介しながらレポートしているテレビ番組風の映像で、市場に行ってお買物したり、お料理したり、グリオの人達の演奏で踊ったり、女友達の赤ちゃんの誕生を祝う儀式をやったり、、、と、西アフリカの生活がライブで伝わってくる楽しいひと時です。

初回の映像を観た時は、初めて見る市場や街の人々の生活に「へぇ~~」と夢中になり、ニャマの天然系トークに大笑いしてしまいました。客席も同様。ニャマの日本語が時々わかりにくくなっても、ちゃ~んと字幕が出ているので大丈夫に出来ているのが、先生ならではのアイデア。また、字幕がとっても大きな字で書いてあるので、後ろの席の人や、近視の人にも読める。すぐに鈴木先生にそのことを言ったら「でしょう?うん、気づいてくれた?そう思ったのよ~~、それで普通より大きくしたのよ~」と輪が意を得たりとばかりにニッコリしていました。今年も同じような作りで内容は新しくこの前帰った時に撮ったテーマ。お友達に生まれた赤ちゃんのお祝いの会を催すために、いろいろ準備するドキュメンタリー。興味深い文化紹介になっていたけれど、やっぱり、会場が大爆笑したのは、ニャマの天然系コメント。

お祝い用のお料理の味見をするんだけど、どうやら、日本のテレビで「食レポ」を研究したみたいで、一口食べるごとにちょっと間をとって「ん!おいしっ!ウン!とっても美味しいネ!!」といかにもなカンジで、コメントする。「もう一回ね?!」とまた一口ほおばり、「ウンッ!!おっいし~~~♡」と言い直し、「ちょっと待って、もう一回もう一回!」と慌ててもう一口食べて、喉に詰まらせそうになりながら、目をくりくりさせて、「まいう~~~!!!」とカメラに向かって大きな声でコメント。おもしろすぎ~~~(>。<)これからもシリーズとして、毎年アフリカに帰って新作を作り、AFYで上映してくれるそうです。楽しみです!

映像で、ニャマの案内でアフリカを旅行したあとは、ニャマと鈴木先生のアコースティックライブ。ギターと歌のみ。このコーナーもここ最近始まりました。今年はどんな衣装かな?お洒落なニャマは、毎回自分で衣装をデザインしたりもするので、毎回楽しみなのです。登場したニャマは、純白のドレスに身を包んでいました。「あのね、このひと、うちのだんなさまなの。だんなさまはね、がんばってギターひくの。ん。あまり上手じゃないけどいっしょうけんめ、がんばってひくのでヨロシクお願いしますね?みなさま?」

またある時は、「あのね、ひばりhane、大好きなの!ひばりはおんっとに凄いの。ニャマはとってもとってもひばりが大好き。ひばりの歌はアフリカのグリオに似ているの。」と、フランス訛りのちょっとボンジュールコマタレヴ~ジュヴドレ風のカワイイ日本語トークのMCで美空ひばりの歌を日本語で歌ったりしました。相変わらずパワフルでまっすぐな声でした。