アフリカのB.B.Mofrankビービーモフラン、初めてのニッポン(1)

B.B.Mofrankビービーモフラン、初めてのニッポン<1> このシリーズは、B.B.MofrankビービーモフランStoryB.B meets JapaneseB.B.MofrankビービーモフランStoryB.B meets Japanese2 の続きで、いよいよB.Bが日本を初めて訪れた時の印象や出来事を本人からヒアリングして書いたものです。

成田に着いたB.Bモフラン率いるバンド、MOBABUNA=モバブナのメンバーは、その足で電車に乗り換え、一路イベント会場がある富山に向かいました。「初めて訪れた日本の第一印象は?」と訊くと、「未知の世界、不思議の国に放り込まれたような感じだった。」とB.B.モフラン。「ヨーロッパの国なら、例え初めて訪れる国でも、ベルギー等にも行ったことがあるし、欧州人との接点も多いから、なんとなく身近だけど、日本は全く知らない遠い遠い未知の場所。何もかもが初めてで不可思議だった。」「ほんとほんと!Everything was totaly different! 自分も初めて日本に来た時は、全く知らない世界に1人で迷い込んだみたいなカンジでキョロキョロ、とまどったよ~」と、Daudiダウディデヴィちゃんが横から口を揃えた。

MariTAMTAM「そう?日本ってそんなに変わってるかな?ヨーロッパの国やアメリカと似てない?」B.Bモフラン&DaudiDaviちゃん「エッ?!Mari何言ってるの。ぜっんぜん違うよ。日本はvery specialね」***注;このエッ!?は、例のアフリカ独特の驚きのエッ!?です***

そして、日本では街中や電車で話しかけてくれる人もまずいないし、話しかけても返事をして会話してくれる人が10人に1人いるかいないかというのも、驚きだったそうだ。MariTamtam「会話してくれた人はどんな人だった?」B.Bモフラン「英語が出来る人。」

ん、なるほど。1983年だったら、今ほど多くのアフリカ人は日本に来ていなかったし、今ほどアフリカがTV等で紹介されたりアフリカ人の人気タレントさんもいないから、日本人サイドも未知の世界の人との出会いにどうしていいかわからず、戸惑ったのだろうと思うんだけど。。。

日本に来ているアフリカ人の友人達は、どの国の人でもこの件に関して同じことを言います。B.Bモフラン「だってね、Mari! 電車やバスに乗ってもね、みんなシーンとして何もしゃべらないんだよ?これはね、怖い感じね。みんな無表情で黙りこくっている。電車やバスの中はものすごく静か。最初に日本に来た時はホントに何考えてるかわからない、怖かった。」MariTAMTAM「え~と、じゃあなに?アフリカでは電車の中とかにぎやかなの?」

B.Bモフラン「エッ!?オフコース!あのね、アフリカではバスに乗って目の前に座っている人がいたらみんな普通に挨拶して話をするよ?きょうはどこへ行くの~~?とか、いいお天気だね~~?とか。日本の人は僕が挨拶して話しかけても、聴こえないふりして無視したりする。これはどうして?すごくショックだったよ。」MariTAMTAM「ええと、それは多分きっと英語が出来ないから困っちゃってパニックしたんだと思うよ。」

B.Bモフラン「最初の頃は英語で話しかけたからそうかもしれないけど、日本語教わってコンニチハ~オゲンキデスカ?って日本語で話しかけても返事してくれなかったよ?僕はまるでそこに居ない誰からも見えない声も聴こえない透明人間みたいな気分になったよ。」MariTAMTAM「んんとぉ~、それは初めてアフリカの人に会って、その人が日本語しゃべったからビックリしちゃって何も言えなくなっちゃったんだと思うよ。」