Daudi Josephの上を向いて歩こう in タンザニア青年時代(1)
Jumbo~! ジャンボ!(スワヒリ語のコンニチハ!) いつもメンバーブログを読んでくれてasante sana!アサンテサーナ!( スワヒリ語で どうもありがとうベリマッチ!)今回からは、「Daudi-Daviデヴィちゃんの上を向いて歩こう in タンザニア少年時代」から、「Daudi-Daviデヴィちゃんの上を向いて歩こう in タンザニア青年時代」になりました!そう!「少」ではなく「青」で~す。このシリーズは少年から青年になった時代のエピソードをヒアリングして、MariTAMTAMまりが事実に基づいて物語風に書いてます。物語風なので多少デフォルメや演出もあり、もしかしたら思い違いや間違いがあるかもしれませんがご了承くださいませりん。
写真はタンザニアのものですがあくまでもイメージで、物語の情景が浮かびやすいようにとつけています。そして野生の王国でもあるタンザニアなので、色々な動物達も物語に関係なく写真で登場しています。まだ、前のあらすじを知らない人、まずは少年時代シリーズ=Daudi Josephの上を向いて歩こう in タンザニア少年時代(1) Daudi Josephの上を向いて歩こう in タンザニア少年時代(2) Daudi Josephの上を向いて歩こう in タンザニア少年時代(3) Daudi Josephの上を向いて歩こうin タンザニア少年時代(4) Daudi Jopsephの上を向いて歩こう in タンザニア(5) Daudi Josephの上を向いて歩こう in タンザニア少年時代(6)
Jumbo~! ジャンボ!(スワヒリ語のコンニチハ!) いつもメンバーブログを読んでくれてasante sana!アサンテサーナ!( スワヒリ語で どうもありがとうベリマッチ!)今回からは、「Daudi-Daviデヴィちゃんの上を向いて歩こう in タンザニア少年時代」から、「Daudi-Daviデヴィちゃんの上を向いて歩こう in タンザニア青年時代」になりました!そう!「少」ではなく「青」で~す。このシリーズは少年から青年になった時代のエピソードをヒアリングして、MariTAMTAMまりが事実に基づいて物語風に書いてます。物語風なので多少デフォルメや演出もあり、もしかしたら思い違いや間違いがあるかもしれませんがご了承くださいませりん。
写真はタンザニアのものですがあくまでもイメージで、物語の情景が浮かびやすいようにとつけています。そして野生の王国でもあるタンザニアなので、色々な動物達も物語に関係なく写真で登場しています。まだ、前のあらすじを知らない人、まずは少年時代シリーズ=Daudi Josephの上を向いて歩こう in タンザニア少年時代(1) Daudi Josephの上を向いて歩こう in タンザニア少年時代(2) Daudi Josephの上を向いて歩こう in タンザニア少年時代(3) Daudi Josephの上を向いて歩こうin タンザニア少年時代(4) Daudi Jopsephの上を向いて歩こう in タンザニア(5) Daudi Josephの上を向いて歩こう in タンザニア少年時代(6) を読んでから、こちらを読んでくださいね♡では!
翌日の昼前、約束通りNさんが車でやって来きた。夜のうちに準備した泊り込み用の荷物を車に積み込んでDaudi-Daviデヴィちゃんも、車の後部座席に乗り込んだ。助手席からNさんが振り返り、「じゃあ、行こうか?」と明るく言ってから、玄関で見送っているお父さんとお母さんに手を振った。Daudi-Daviデヴィちゃんも、片手を上げて「行って来ます」と声にしないで言った。
何時間走っただろうか?タンザニアの経済の中心でもある大都市ダルエルサラームにある教会を出発してから、郊外の景色を楽しみながら他愛のないおしゃべりをしながらの快適なドライブも、だいぶ前から山奥へと向かうガタガタの道に代わって大きな石に乗り上げるたびにガクンガックンとなり、斜めに傾いだまま走ったり、ワイルドなサバイバルツアーと化していた。
窓を閉めないと、両側の木の枝がパシパシ顔にあたるので、窓も半分閉めた。Nさんは慣れているのか、片手で車の天井を押しながら身体を安定させ上手く乗り切っていたが、こんなデコボコ道を車で走るのは初めての都会ッ子Daudi-Daviデヴィちゃんは酔ってしまって、我慢できないくらい気持ち悪くなっていた。「もうダメだ!一回降ろして貰おう!」と意を決した時、ちょっと道がひらけて、車が止まった。
「お疲れさん、着いたよ。初めての山道ドライブはどうだったかな?」Nさんは相変わらずジェントルマン然としている。「す、すみません、ちょっと、、、、、うっ、、うっぷ、、失礼します!」Daudi-Daviデヴィちゃんはヨロヨロと茂みに分け入ると、ひとしきり、おえ~っとやってしまった。やっと落ち着いて車のところに戻ると、Nさんとドライバーがペットボトル飲料を飲みながら、笑いながら待っていた。
「ははは、はじめは誰でもそうなるのさ。そのうち慣れるよ。ほいっ」Nさんはそう言うとペットボトルの水を差しだしてくれた。「ありがとうございます。」カリリっと蓋をねじあけて水で口をすすいでから、ぐびっと飲むと少し生き返った。
「じゃあ、これを持って。」と言われたので、口を拭いながらボトルの蓋を閉めてポケットに突っ込み、Nさんの方に向き直って手を出したら、渡されたのは、、、、、「!!!!!!」
Daudi-Daviデヴィちゃんは、あまりの驚きに口をあけたまま、渡されたモノとNさんの顔を交互に何回も何回も見くらべてしまうのだった。
♡♡♡MariTAMTAMコメント;Daviデヴィちゃんも、教会に引っ越してから時が経ってだいぶ大人になり「少年」と呼ぶのはちょっと違う感じになりました。「青年」の方がしっくりきます。青年には青年の冒険が待っている! と言うわけで、♪Lala salama ララサラマ♪(スワヒリ語で、おやすみなさい) なんて優しい響きなんでしょう。Lala salama~