NYCのタクシードライバーの思い出♪
突然だけど、昔々エスニックロックの多国籍バンド「七福神」のレコーディングで、NYCに1か月滞在していた時のことを思い出しました。テレビニュースでNYCがよく映るからだと思うんだけど・・・ある日、ホテルからレコーディングスタジオ(今はなきPower Station Studio) に行くときに乗ったタクシーが、超インパクトで思い出に残っています。でも、長いこと、思い出の引き出しに入ってて忘れてた!(’~’)
とまってくれたタクシーに乗り込むと、ドライバーさんはひょろりとした笑顔のブラックのおじさん。「どこに行くんだい?」「パワーステーションスタジオ、わかりますか?」「ああ!もちろんさ。まかせとけって♪」ふとフロントを見るとダッシュボードにとてつもなくデッカイ、カセットデッキが載ってる。今だとHipHop系の人が担いでそうな・・・当時は珍しかったので、その大きさにびっくりぽん!(@。@)「音楽かけるからね♪」重低音の充実したサウンドで、音量もでか・・・でもいい音だし、なんだかNYCって気分になれて、こっちもご機嫌。チャカカーンでした。「いいだろう?俺、彼女のツアーでギター弾いてたことがあるんだ♪」「ええ~~~、すごいですね!」「今は仕事がないからタクシードライバーやってるけど、またチャンスがあったら何時でもばっちりプレイ出来るように毎日練習してるぜ~♪」・・・チャカカーンなんて、世界的なアーティストのツアーに参加してても、仕事がないときはバイトして、次のチャンスを狙ってるなんて。。。。。。。なんて底辺が厚いんだろう・・・・・ていうか、なんてNYC。
ブロードウェイのオーディション狙って日々バイトしながらレッスンに励んでいる人もいっぱいいるし。。。おじさんは細かいギターのフレーズを全部覚えていて、ぴったり一緒に鼻歌で合わせていました。「で、君は何やってんの?」おじさんが大声で訊いてきたので、「ミュージシャンです。Vocalとパーカッション。あ、あと作詞作曲も。」と答えたら、「へええ。Are you living on Music now?」ときかれました。
NYCやLAにいるとき、よく同じことを訊かれたんだけど、自称***はいっぱいいて、じゃあ実際に今それで食ってるのか?って訊かれるのはなんでだろう?って不思議だったけど、しばらく滞在しているうちに、何となく納得しちゃいました。TAMTAMのYouTubeチャンネル「Baby Angel」の「日はまた昇る」からで~す。まだ見たことなかったら、ぜひ、見てね?「日はまた昇る・ネイキッドバージョン」も見てね?(⋈◍>◡<◍)。✧♡どっちのバージョンが好きですか?