WinterHawkウィンターホーク、ルーツチェロキーを辿る旅(7)

高校を卒業して早々、青年なりたてほやほやのWinterHawkウィンターホークが自分のルーツの一つ、チェロキー族を訪ねる一人旅シリーズ第7弾!もうすぐ3月、卒業シーズンで卒業旅行を計画している人もいるかも???そんな人も、そうでない人も必見の楽しい旅行手記です。このシリーズは本人が書き下ろした手記をMariTAMTAMまりがざっくり超訳した日本語と、本人の英文両方載せています♡今日初めてこのシリーズを見た方は、これを読む前に

WinterHawkウィンターホークの名前の由来は?(1) WinterHawkウィンターホークの名前の由来は?(2)  WinterHawkウィンターホーク、ルーツチェロキーを辿る旅(1)  WinterHawkウィンターホーク、ルーツチェロキーを辿る旅(2)  WinterHawkウィンターホーク、ルーツチェロキーを辿る旅(3) WinterHawkウィンターホーク、ルーツチェロキーを辿る旅(4) WinterHawkウィンターホーク、ルーツチェロキーを辿る旅(5)  WinterHawkウィンターホーク、ルーツチェロキーを辿る旅(6) を先に読んでね?前回は巨大な毒蜘蛛、タランチュラが目の前に現れ、ビキ~ンと凍りついてしまった所で終わりました。では、続きをどうぞ~~~~

 

こんなもん、NYCじゃ映画でしかお目にかかれない。でも野生だったので興味深くガン見してしまった。

1時間くらい歩いていると車が一台が僕を追い越し、減速して止まった。歩いていたので自然に車に追いつき横を通り過ぎようとしたらドアが開き、中に年配の男性が乗っていた。チェロキー族の初老の男性だった。彼は、僕が夢でずっと会いたかった人のように思えた。「町まで乗っていくかい?」と彼が訊いた。彼からはいい感じがしたので僕は車に乗り込み、僕たちは出発した。

まだそんなに話をしたわけでもないのに、僕はすぐに彼からポジティヴでスピリチュアルなフィーリングを感じた。彼は僕にいくつか質問したけれど、僕には彼がチェロキーの長老として僕にスピリチュアルな祝福を与えてくれているように感じた。彼は、僕がアメリカンインディアンとして自分の文化に触れるために遠くから旅してきた情熱や気持ちを理解してくれた。彼が僕にくれたスピリチュアルな「何か」、それが何なのか言葉では説明出来ない。出来ないけれど、それは今もたしかに、僕の中にある。

さて、しばらくしてホテルに到着した。僕は彼に感謝を伝え、彼は微笑んでチェロキー語で「グッバイ」と言った。走り去る車を見送りながら、僕はただただ立ちつくしたまま、「今いったい自分に何が起きたんだろう?」と考え、心が素晴らしい気持ちに満たされているのを味わっていた。後になって、彼がシャーマンだったに違いないと確信するようになった。彼との出会いは運命だったんだ。

 

ひとりホテルのベッドで心地よく寝ていると、静けさのなか、カエルやフクロウ、その他さまざまな野生動物の声が窓の外から聞えてきた。

そう、ホテルはセコイアナショナルフォレストの中にあった。


 

 

 

 

I never saw anything like this in New York only in movies. But I was interested because it was wild.  As I continued for about an hour a car passed me but slowed down. I reached the car and the door opened and an Elderly man was inside who was Cherokee. This seemed to be the person I wanted to meet that was in my dream. He said would you like a ride to town. I had good feeling about him and I got in the car and we took off.

I immediately had a positive spiritual feeling about him even we did not talk much. He asked me few questions but I felt like he was giving me spiritual blessing as an Elder Cherokee. He understood my devotion to my culture as an Indian and I came from far away. He gave me something spiritually that I cannot explain but it is still with me today.

Well after a while we arrived at my hotel and I thanked him and he smiled and said good-bye in Cherokee.

 

 

As the car drove away I was just standing there wondering what just happened and how good I felt inside because of this wonderful Elder Cherokee man who I later believe he must have been a Shaman. It was my destiny to meet him.

I felt very comfortable sleeping in the hotel room alone because it was quiet but at night I could hear frogs, owls and other night wildlife outside my window. The hotel was located inside the Sequoah national forest.

☆☆☆MariTAMTAMまりコメント改訂版!!!☆☆☆チェロキー語には英語の「goodbye」や日本語の「さようなら」と同じ意味を持つ言葉はないそうです。改訂する前には、同じ別れのシチュエーションで使う言葉は「ワド」と書きましたが、ちょっと間違いがあったので、改めてWInterHawkから教わった情報を紹介させてください。ごめんなさい!WA-DOは「Thank you」と言う時に使うそうです。なので別れの時にも使うことは出来ますし、使う事もあります。チェロキー文字だと「ᏩᏙ」になります。

でも、一般的に「good-bye」を言う時に使う言葉は「Donada」。ᏙᎾᏓᎬᎰᎢ (Donadagvhoi) >sg ᏙᏓᏓᎪᎲᎢ (Dodadagohvi) >plを、実際には短く「Donada」と言うそうです。ただ、地方によってはちょっと習慣が違ったり使い方が違ったりもします。

♡そうそう!「シャーマン」をどう和訳するか、超悩みました。使い慣れている人にはわかりやすいけれど、まともに辞書で調べた意味だと、ビミョ~に違うような気もするし。。。。。なのでそのままシャーマンと書きました。それから毎回同じことをお伝えしてるけれど、写真は全て物語がより伝わるようにというイメージ写真です。実際にWinterHawkウィンターホークが撮った写真はNYCの実家のどこかにあるはずとのこと、But 探しに帰るにはちょっと遠すぎるので、今度帰京の際に見つけてきてくれるって。それはそれで楽しみでするん♪あ、英文の方のセピアの太鼓をたたいているおじいさんはチェロキー族の方と思われます。みなさん、感想や応援コメントをぜひ、「みんなの掲示版」にカキコしてくださいませりん。各メンバー、かなり頑張って自伝をメールや電話や会話で時間を割いて伝えてくれているので、きっとリアクションがあったらとっても喜びます~~~ヨロシクお願いいたしまするるるん♪