「心うたれる」

「心うたれる」。という言葉が浮かびました。23日は天皇陛下の今上天皇としては最後の85際のお誕生日でした。テレビで全てではなく、ダイジェストの誕生日会見スピーチを見聞きした時、心うたれ、感動し、気付かないままに涙が流れていました。何回見ても、同じように、心うたれました。何がどうだからとかあれこれ分析出来ない大きな感動と感銘。わかりやすい言葉で、とつとつとゆっくり、天皇として国民に向けて最後の気持ちを語る天皇陛下。その言葉ひとつひとつはご本人が考えられたものとのこと。言葉そのものもだけれど、天皇陛下の存在(存在感?)そのものに、心うたれる。そんなカンジでした。

語りかけてくるそのお姿、背負い果たそうと努めてこられた象徴天皇としての責任と役割、昭和天皇から託された思い。ご高齢や病気をおして皇后陛下と共に、炎天下沖縄をはじめ多くの南方の島々の戦地跡に慰霊に訪れ、被災地の人々をお見舞いに行き、寄り添うお姿、、思えば、その姿をテレビでずうっと、見るとはなしに見てきていたんだなぁと気づきました。体育館の床に直接、膝をついては避難生活をしている人々に話しかけておられる姿が印象に残っています。歳をとるほど、固い床に膝をつくのはキツクなる。20代だって、床や地面に膝をついてみるとどんなに大変かわかります。そしてその姿勢から立ったり座ったりはとっても大変。

Mariは天皇家やその歴史にほとんど関心なく大人になったけれど、ここ数年は特に、天皇陛下の生き様やお姿に、強い意志と思い、国民への愛情や平和への願いや祈りを感じるようになって、だんだん、その凄さに圧倒されるようになっていました。「天皇としての旅の終わりに・・・」ひとりの人間としてのお姿も垣間見られたような気がしました。

 

24日になってノーカット版も見る事が出来たし、いくつかの番組でちゃんと取り上げているのも見る事が出来たけど、三雲さん他多くの人がVTRを見ながらやっぱり、心うたれて、涙ぐんでいました。みんな、何か感じるんだね(^^)見そびれちゃった人、番組編集されているけれど、下をクリックすると抜粋が見られま~す。誕生日会見抜粋(日本テレビ)

 

というわけで、以前読んだ「昭和天皇物語」1,2巻の続きの3巻がツタヤで貸出になってないかな~~と寄って見たけど、まだ出てなかった(‘v’)がっかり~ これからやることは全部「平成最後の・・・」になるんだなぁ~。平成最後のクリスマス、平成最後の大みそか、平成最後の除夜の鐘・ボォ~~ン、平成最後の初詣・パンパン、平成最後の初日の出、平成最後のお正月、平成最後のバレンタインデー、平成最後のひな祭り、、、あ、平成最後のMy Birthdayも???