「記憶の解凍プロジェクト」って知ってる?
「記憶の解凍」プロジェクトって聞いたことある?先日、偶然ニュースで知りました。プロジェクトクト名をきいた時、何のプロジェクトだろう?って思って、つい見入ってしまいました。これは、 東京大学1年の庭田杏珠さん(18)と東京大学大学院情報学環の渡邉英徳教授(45)が何年か取り組み続けてきた、”戦前や戦時中、終戦直後に撮影されたモノクロ写真をAI(人工知能)でカラー化する取り組み”だそうです。
「白黒写真がカラーになることで、白黒の遠い世界の出来事が、身近に感じられるようになる。」って渡邉教授がインタビューで話していました。実際に、白黒のままの元の写真とカラー化した写真の比較もいろいろ番組で紹介されていましたなりん。たしかに、全然印象が変わるの!!!(@。@)顔の汚れや顔色の悪さとか、急にリアルになる。目からウロコでした☆
このプロジェクトはいろんなニュースで取り上げられてるんだけど、一応、今日はForbes Japanの記事から内容を抜粋して紹介しています。(^v^)以下・・・<渡邉教授は早くから、広島や長崎、沖縄の写真や証言をデジタル地球儀「Google Earth」に重ね合わせるなど急に新しいデジタル技術を駆使して「戦争の記憶」の伝承に挑んでいた。渡邉教授は、戦争に関する記録の「デジタルアーカイブ」制作に取り組んでいたに出会った。冒頭の写真は、原爆投下から1年後の広島市街地のデパートから焼け野原を見つめるカップルを捉えた写真。壊れたフェンス越しに茶色くなった街の風景を眺めながら、二人は未来について話していたのだろうか。 。
広島市出身の庭田さんは高校1年の時に、とある講習会の場で、 庭田さんは渡邉教授の取り組みに刺激を受け、技術を教わる。そして二人はアートやテクノロジーを通して、新たな「戦争の伝え方」の模索を始めた。それが、戦前戦後のモノクロ写真をAIでカラー化する今回のプロジェクトにつながる。
庭田さんは3年前、地元・広島市で被爆者の証言を集める活動の中で、ある男性から白黒の家族写真を預かり、デジタル化したうえでカラー化してプレゼントした。
すると、男性は「家族がまだ生きているようだ」と大いに喜んだ。男性は、原爆投下で家族全員を失っていた。カラー化された写真を見ながら、男性の記憶が次々とよみがえってくる。 「記憶の解凍」プロジェクトが始まった瞬間だった。庭田さんは「カラー化を喜んでくれる広島の戦争体験者のみなさんから寄せられる声が、いまも私の原動力です」と話す。>・・・・抜粋でした~(⋈◍>◡<◍)。✧♡
Forbes Japanの記事に、実際の写真も紹介されているので、ぜひ、のぞいてみてね?いろんな表現、活動があるんだね・・・すごいな