ユリのお花にカナブン君達

白い大きなユリのお花の群れ。ユリの花は、コンサートや芝居の舞台でいただく花束のなかにたいてい入っていて、いい香りをふりまいてくれるお馴染みの花。でも、こんな風に鉢からすくっと伸びて咲いている姿を見るのは、初めて!しかも群れになって!((⋈◍>◡<◍)。✧♡それだけでも、インパクトたっぷりなので、雨のなかふらふらと近寄って見とれてしまいました。ユリのお花は香りが強く、花束に1本、2本あるだけで、お部屋中が甘い香りに包まれるんでっする。

家に持って帰って花瓶に花束を活ける時に(この、コンサートの後の花束を活けるひとときが、反省や落ち込みやお客さんと一体化した心地よさや疲れやが混沌としているのを浄化してくれるので、大好きです)、その太い茎に苦労するのもユリの花。そして、咲き誇っているときに、おしべのオレンジ色の花粉が壁や服につくと、シミみたいになかなかとれなくなるなるので、注意しなくちゃいけないのもユリの花。

でもいつの頃からか、そのオレンジの花粉がないユリのお花が増えて、花粉がどこかに触れないように気をつけなくてよくなったなぁ~(・。・)あれ?ふと気づくと、白とオレンジとごく薄い緑の3色の中に、メタリックなグリーンがきらり☆彡?黄金虫くんだ!去年もブログで盛り上がったカナブン君か?もうそんな季節だったんだね?

しかし、花にとまってるところは初めて見た!いつも、道端や塀やベランダで見かけるんだもん。オレンジの花粉なんて何のその、花の中に潜り込んでじいっとしています。後で見分け方を調べたけれど、たぶん、今日出会ったのはカナブンみたい。なぜなら!黄金虫とカナブンは食べるものが違うらしく、お花の蜜や花粉を食べるのはカナブンって書いてあったから(^~^)エッヘン♪緑色とメタリックに光を反射するボディは、天敵から身を守るためなんだね、納得。

それにしても、蜜を吸っているカナブン君の行動はわかるけど、花びらの外側にとまってるカナブン君は何をしてるんだろう?あれ?よく見ると、蕾の先にしがみついているのもいるよ???なんで?咲いているお花がいっぱいあるのに???・・・・・・というわけで、これまた調べてみたら、蜜を求めて蕾をこじ開けてしまうカナブン君もいるんだって。だから、バラのお花など、花を大事に育てている人にとっては、花のつぼみを傷つける困ったヤツらしいで。。。ということは、咲いている花の蜜より、蕾の中の蜜のほうが美味しいのでしょうか?花粉ってどんな味がするんだろう???

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