手作りエコ楽器パフォーマンスグループ「ジャンベ」(1)叩くってそんなに楽しい?

HEY!WAO!.com=ヘイ!ワオ!ドットコムのアーティストラインナップにある手作りエコ楽器パーカッションで演奏するパフォーマンスチーム「ジャンベ」。今回はこの「ジャンベ」のこと、書きますね♡名前の由来は2016年12月 29日のBLOGエコ楽器パフォーマンスグループ・JUMBEって名前の由来は? を見てね?

段ボールやペットボトル、棒や鍋、まな板、フライパン、ポリタンクなどなど、粗大ごみになってしまう身近な品々を楽器として再利用しています。MariTAMTAMは最初にメジャーデビューしたバンド「七福神」のボーカル&パーカッションだった頃は、粗大ごみを見つけると、ふらふらと寄っていき、何かいい音がするモノはないか?といつも肌身離さず持ち歩いていたスティック(撥)を取り出して、カンカンコンコン叩いて品定めを始め、気にいったゴミを持ちかえる習性がありました。

戦利品のペンキ缶やタイヤのホイールやを持ち帰って洗って、ペンキで模様を描いてアートっぽく仕上げ、部屋とグランドピアノの下はガラクタの山。家族に捨てるように何回注意されても知らん顔で、1人悦に入ってマシタ。ライブともなれば、大きな枠を組んで全部ぶら下げまくって演奏するので、準備が大変。バンドメンバーからは「ゴミ磁石のMariちゃん」と呼ばれ、ラジオや雑誌の取材を受ければ必ず、その話題になるんだけど、自分はむしろ誇らしげに語っちゃって、変わったボーカリストと思われていたようです。

他にも風鈴に凝ってみたり、もちろん民族楽器も買い集めてぶら下げまくり、さんざん色々やって卒業していたのですが、忘れた頃にオフブロードウェイから「STOMP」=ストンプが世界に大ブレイクしました。「これぞ!」と衝撃を受け大感激し、自分が全く達することが出来なかったリサイクル楽器によるパフォーマンスの素晴らしいエンターテイメントにノックアウトされたのでした。

そのノリで1人でNYCのオフブロードウェイの「STOMP」の小屋に行き、出演者と知り合いになって(最初のチームメンバーではなく若手の人達でしたが)積極的に交流したりしましたが、結局は自分で曲を書いて叩きながら歌うPOPSの道を進んでデビューしたので、それきりになってしまった。。。ところが、三つ子の魂百までも~♪類は友を呼ぶ~♪じゃないけれど、ある時スポーツクラブで仲良くなっていた大田区のエアロインストラクターや事務トレーナー、体操指導者等ポジティヴレディたちに「STOMP」みたいなリサイクルパーカッションのパフォーマンスグループを作りたいから参加して!?」と口説かれ、気がついたら「ジャンベ」が活動開始していたのです。

このチームに参加して一番目からウロコだったのが「打楽器でリズムを演奏するってこんなに楽しいんだ」ということを再発見させられたこと。ほんとうに心から楽しそうに演奏するんです。「そんなに楽しい?」ってきくと「え~、超楽しいよ!」自分も初心に帰れます。あと、段ボールなどの楽器を創意工夫して、どんどん進化させてしまうの。これは本当に凄い。多分世界で唯一のオリジナルのノウハウを持ってる。自慢のグループです。

さて、5月にジャンベが毎年恒例の奥沢駅前音楽祭に出ま~す。なので、ジャンベのこと、ジャンベの楽器、少し紹介していきますね?