縁起のいいもの、あれこれ
お正月は、街中もお店のディスプレイもシールもチラシもどこもかしこも、めでたいもの、縁起物のイラストや写真や飾りがいっぱい。そんなあれこれ。お正月には飾ってあって当たり前。でも、あんまり意味を考えたことがなかったので、この機会にちょっと調べてみましたなりん。お正月飾りをしまうのは、7日だったり、小正月の15日、20日と色々だけど、明日が7日なので取り急ぎ、お正月三大メジャー飾り、いってみよ~♪まず、門松(かどまつ)!お正月に家の門の前などに立てられる松や竹を用いた正月飾り。 松飾り、飾り松、立て松とも言いまする。竹が目立っているので竹が主役かと思うけれど、実は松が主役。歴史的には平安時代には松を家に持ち帰るようになり、鎌倉時代にはもう今みたいに家の外に飾っていたらしいです …
昔は木のこずえに神が宿ると考えられていたことから、門松は歳神様を家に迎え入れるための依り代という意味合いがあるんだって。昔、この竹が欲しくてビルの門松を片付けている業者のおじさんに売ってくれって交渉したら、1本1500円で売ってくれました。楽器にしたかったの。でも、後で友人達に自慢したら、「そんなのただでくれるのに、いくらで売ってくれますかなんて訊くからお金とられるんだよ、ばかだな~~」とさんざん(>。<)自作の竹マリンバは、重たくて思ったほど良い音がせず、残念賞デシタ。
「松竹梅」三つとも寒さに耐えるところから、歳寒の三友とよび、めでたいものとして慶事に使われています。握りセットやランチのランク付けにも使われてるよね(笑)
「鶴と亀」おめでたい鳥の鶴と、おめでたい動物の亀を取り合わせた「鶴亀=つるかめ」という言葉もあるくらい。その姿を図形化したものは婚礼など「おめでたい」セレモニーには欠かせない縁起物。とにかく様々な場面で珍重されています。着物や帯でも鶴のモチーフが良く見られます♪
「鶴」=つる、平安時代は”たず”。古来より「鶴は千年」といわれ「長寿を象徴する吉祥の鳥」として親しまれ、また夫婦仲が大変良く一生を連れ添うことから「夫婦鶴=めおとづる」といわれて「仲良きことの象徴」でもあり、鳴き声が共鳴して遠方まで届くことから「天に届く=天上界に通ずる鳥」とも言われ、とにかく(とに鶴?シャレです~)「めでたい鳥」として尊ばれてきました。
「亀」は、ご存知浦島太郎の話では龍宮城の使いとされています。古い中国では仙人が住む不老長寿の地として信じられた”逢莱山”の使いとされ、大変おめでたい動物とされてたみたい。日本でも「亀は万年」と言われて、鶴と同じように「長寿を象徴する吉祥の動物」とされ、めでたい生き物として尊ばれています。また、甲羅の紋様の六角形は吉兆を表す図形なのでありまするるる。