雪の中、ひとりホテルに向かうMarichii
朝は新幹線がとまり、東北自動車道も閉鎖というハプニング続きから始まり、盛岡に着けば”まじでっか吹雪”というドラマチックな一日は、最後に想像以上の温かく楽しく一体感ある素敵なイベントの大成功で終わり、閉館までという締切付きの撤収に、出演者も協会スタッフも誰もが必死にスピード片付け。相変わらず、信じられないような速さで青銅楽器群を片付け終えるランバンサリ(昨年12月の一関ランバンサリ公演のBLOGを見てネ?)、負けず劣らずこれまた超速いチーム・パンチャ。
コンサートイベント会場を元の大会議室に戻すために重たいステージ平台や会議室用テーブル数十台、パテ―ションの移動に頑張る協会スタッフと一緒に椅子を並べていたMarichiiは、搬入口までみんなをお見送りしそびれてしまった。。。ごめんちー!締切時間には何とかセーフで撤収終了。Marichii「盛岡はこの時期、いつも、こんなすごい吹雪なんですか?」住田町でお世話になったO崎さん「あ、いや、まあ、はい。住田公演も今日もこういうのは珍しいですね。Mariさんが連れて来てるんじゃないですか?ふふふ」と言いながら、岩手県の大きな地図をプレゼントしてくれました。超うれしい!!!岩手県はとっても大きくて広い。しかも歴史的に由緒ある場所がたくさん。だけど新幹線にあるパンフの路線図だとよくわからない。もともとバス停しかない町もあったりするし、気仙沼とも隣接していたり、、地名の位置関係が今ひとつわかっていなかったので、帰ったらじっくり地図で旅しよっと♪協会スタッフのみなさんは疲れ切って荷物を運びながら5階にある協会に戻っていく。帰り支度を終えてなんとなく、ぽつんとしたMarichii。
プロデューサーのMやさんが、気を使ってくださって1階まで見送りに来てくれました。「ネパールの留学生の子達が、今日はほんとうにとっても嬉しそうで、ちょっと誇らしそうで、何ていうか、それにすごく感動してしまいました、私」。Mやさんの言葉をきいて、ハッとしました。協会は日本、岩手に住む外国人のみなさんの相談窓口もやっているんだけど、そういうお仕事をしているMやさんだからこそわかる事。協会の仕事をしていて感じることやテーマにしていることなどを伺いながらビルの出口に。Marichiiのところからは、客席の皆さんの顔までは暗くてあまりわからなかったし、留学生の子達にまで思いがいたらなかった。。。。まだまだなっちょらん。ちょっと落ち込みながら、ビルの外に出ると、、、、、、ぶわっ・ふふふ・ふぶき~っ(>。<)雪が積もりまくり~スーツケースが転がらない~っ(写真を撮ろうと立ち止まると風でスーツケースが倒れそうになるので片手で押さえながら撮ったら斜めってシマッタ)
しかも、そこを右に曲がって歩けばホテルはすぐだと言う角まで何とか歩き、右に曲がってキョロキョロしても、ホテルの看板の影も形も見つからない~車道に車の姿はなく、歩道は人の姿は全くなく、道端に背の高さほどの雪の小山がずうっと並んでいるだけ。(おそらく雪かきしたもの?)誰にも道を訊けない~吹雪で凍えそうに寒いぃぃぃ~道・合ってるのかな~間違えたらシャレにならないぞ~どうしよう、このままもう少しこっちの方へ歩くべきか???
白一色の銀世界に立ち尽くすMarichii.よしっ、とりあえずコッチにもう少し歩いてみよう。。。。。。。それにしても、パンチャもランバンサリも、お客さんも、誰もが公演後にいい顔してたな、、、いいイベントだったなぁ、、、参加できて幸せだなぁ、、、みんな常に進化し続けてるなぁ、Marichiiも進化?し続けないとなぁ、、、でも、こういう立場って、なんかちょっぴり寂しいなぁ、、、でも幸せだなぁ、うん、神様に感謝♡このひとりでちょっぴり寂しい感じがいいんだよね、、、充実感と背中合わせ。吹雪のおかげで寂しさ感はかなり軽減されていたので、イイ感じ。スーツケースの底に雪が溜まっていくのを落としながら進むと(なんか、何年か前に大雪の浜松町駅から日の出桟橋まで歩いた大島公演を思い出した)、右手に小さなホテルの看板発見!!!やったーーー辿り着いたーーチェックインして、ポットにお湯をわかし、持参のココアを入れて両手で抱えてホッ♡はぁぁぁ~~~♡もっといろいろやりたい。ゼロから1、たくさんやろう(^^)