コラ奏者・ブジュ・シソコの魅力発見♡(1)

久しぶりに、ほんとうに久しぶりに、参宮橋の駅で降りました。小むすめ時代に劇団四季初のオーケストラのメンバーとして公演に参加。浅利先生に「君、うちで役者やってみないか?」と声をかけられて研究所に入所したあの頃(一応試験は受けましたよん、、、、)遠~~~い昔だけど、参宮橋の駅や町の雰囲気はあまり変わっていませんでした(^。^)四季の事務所や稽古場があった建物も、何となくあの頃と同じビルのよう、、、小雨のなか、灰色がかった優しい景色がやけにノスタルジック~~。

 

おっと、目的地はオリンピックセンターだから、立ち止まってちゃいかんいかん。これまた、あの頃とほとんど変わらない歩道橋を渡ると、目的地が見えてきました。研究生時代は、よく同期生たちと、この先の代々木公演まで繰り出して、ジョギングしたものでありまするん。青年座の研究生達もたまに走っていたので、ちょこっと交流してみたり、今思えば、生活のこととか将来の不安とか何も考えずに、ただひたすら好きなこと、やりたい事をやってたなぁ~。(親にパラサイトしながら、、、)

毎朝6時頃、大きなバッグを肩にかけて家を出て、誰よりも早く稽古場に行って自主練して、レッスン受けて大学に行って、、、自分って、意外と真面目なとこ、あったのかも??しかし、今や跡形もない。

 

さて、オリンピックセンターへは、「Bayefall Revolution=バイファル・レボリューション」のリハーサルと数日後の公演の打ち合わせに行ったんだけど、いや、やっぱり、西アフリカのキレッキレのメンバーの集団だけあって、知っていながら、素晴らしさに顔は二カニカしてしまいました。「Bayefall Revolution=バイファル・レボリューション」の紹介はサイトのアーティスト紹介を見てネ?http://heywao.com/artists/bayefall-revolution/

リハ終了後、まだ日本に慣れていないコラ奏者のブジュを、Mariが彼が知っている駅まで連れていくことになり、2人で参宮橋までトコトコ歩きました。雨はほとんど上がってて、コラを担ぐ彼にも、福島の荷物をごろごろ引きずっているMariにもラッキー♡♡♡

 

リハスタジオで、ブジュは「渋谷のハチ公の所まで行きたい。ハチ公からなら帰り方がわかるから」と言ってたんだけど、Mariがふと気づいてしまったのだ。「たしかさっき家をきいたら池袋方面だったはず?池袋に行くなら渋谷に戻らない方がいい、新宿で山手線まで送るから」と路線図を書いて説明。みんなでわいのわいのと話合い、結局、彼が位置関係を全く把握していないことが判明。フランス語で新宿から帰る方がいいことを説明し、やっと理解して照れ笑いしていました。背が高くて無口っぽい感じだったけど、笑うとちょっとカワイイ(^^)

 

プロフィールを見るとわかるように、このバンドメンバーは西アフリカの様々な国から集まっているの。セネガル、コートジボワール、ギニア。それぞれの言葉もあるけれど、どの国も公用語がフランス語なので、会話はほとんどフランス語。くくぅ~~フランス語は数字の勉強と発音で躓いて、いまだにわかりませぬ。Mariと話す時は日本語と英語を使ってくれるけど、ブジュは日本語が話せないから、AFY=アフリカンフェスティバルよこはまで初めて会った時も、ちょっと無口に感じたのかもしれませんが、きょうは、楽しそうにみんなとおしゃべりしてマシタ。あ、メンバーブログにこのAFYの時の彼等の写真があるから、見てみてね~AFYアフリカンフェスティバルよこはま2017.3日目(1)イブライムコナテ&リマニア

ブジュのプロフィールはこちら;セネガル共和国出身 ボーカル・コラ奏者;セネガルのマンディンゴ族のグリオ(伝承音楽家)の名門家系に生まれる。 「コラの王」と称されるスンジュル・シソコの孫。祖父と同じくコラ奏者である父親と、グリオのシンガーである母親から、才能を受け継ぐブジュが奏でる音楽は豊かで温かい。ダカール音楽学校に入学後は、シソコ家のグループ、有名な叔父のグループ、その他にも数々の著名な舞踊団の公演に参加。その後米国に移住し、全米、カナダ、メキシコでライブや学校公演等を展開。数々のCD作品や映画音楽のレコーディングにも参加し活躍の場を広げる。コラは西アフリカの伝統的な楽器で、西洋のハープやギターの先祖だろうと言われている。 王様の心を慰め癒す楽器と呼ばれ、美しい音色が特徴。ブジュは伝統の音楽と現代の様々な音楽の橋渡しになりたいと志し、ジャンルを超えた幅広い音楽活動を行っている。来日してまだ間もないブジュは言う。 「音楽は人々を一つにし、文化を一つにし、愛を一つにする。音楽は自分の情熱であり、音楽に国境はない」と。

 

MariはAFYで彼の歌と演奏を聴いて感動しました。癒し系の伝統的な曲を奏でながら歌う彼の歌声は、しなやかで柔らかでありながらも力豊かで強い。コラの音色の独特な魅力と相まって、何とも言えない不思議で魅力的なバイブレーションを醸し出していたんです。と思うと一方では、キレキレの打楽器群と共に、キレッキレにも演奏する一面もあり、興味深々でした。バンドメンバーも、彼のコラがメインの時は、すうっと寄り添って音量をおさえ、かなめかなめに、ピシッとピシッと鋭い合いの手を入れるので、小気味よいというか、西アフリカの音楽の豊かさと深みを感じることが出来ました。実はアフリカの打楽器群の演奏は、大音量ド迫力だけではなく、とても繊細で柔らかな面もあって、そしてそこに加えてクラシックやポップスの常識では考えられない鋭いスパイスをそこに効かせたりするんです。

あれ?話がそれちゃったかな?そうそう、それで~~~AFYでブジュの演奏を観た後に彼のプロフィールを見て納得しました。彼の芯には強いメッセージと信念があるんですね。きょう、道々訊いてみたかったことを色々インタビューしちゃった。イエイ♪続きをお楽しみに~♡♡♡

Facebookのコメントへの返信がうまく出来ません、ごめんなさーい!ちゃんと読んでいるけれど、書いた返信が送信出来ないの。何とかクリアするのでヨロシクお願いしまするる~