「戻り舟同心」シリーズby長谷川卓・お勧めで~す✨

何か面白い本、ないかなぁ~・・・と思ってる方に、お勧めの文庫本でーす🎵江戸の捕物系だけど、めちゃくちゃ面白いっ(⋈◍>◡<◍)。✧♡ 最近ハマっている「長谷川 卓」という作家のシリーズ作品。どのシリーズも、推理モノとしても、緻密で綿密で、テンポ感も絶妙でグイグイ引き込まれるし、登場人物がみんな魅力的で個性に溢れてるの。きょうは、その中でも、一度引退して息子にお役目を譲った年配の元バリバリ同心達や岡っ引き達が、上に頼まれて再び大活躍するシリーズ「戻り舟同心=もどりぶねどうしん」👴を、お勧めしまっする~💖🍀🌟先が読めない展開が、推理ファンとしては燃えますぞ~🐘そして年配ベテラン同心達のやり取りも、思わず吹き出しちゃうお笑いがあちこちに散りばめられていて、骨太な捕物なのに、明るく笑いもあります。

また、何と言っても、このシリーズの楽しいところは、👴おじいさん達が生き生きと大活躍しているところ。それと同時に、常に現役世代の息子達も、おじいさん達をリスペクトしながら、大活躍しているところ。そして、そんな息子達の知らなかった成長ぶりに内心、喜びを感じるおじいさん達。そしてそして、それだけじゃなくて、孫の世代達も戻り船同心のおじいさん達を尊敬しながら、見習いとして一緒に行動しながら、捕物を学んで、社会勉強をしていくんです。つまり、3世代がとてもいい感じで関わり合いながら、それぞれのや世代性格の持ち味を生かし合っている。

もちろん、ジェネレーションギャップもあるんだけど。それがまた、笑いを誘ったりする。戻り船同心のおじいさん達は、気持ちについていかない体力の衰えを受け入れながらも、孫たちの若さに自分の老いを感じたり、複雑な気持ちになることも・・・どの世代の人が読んでも共感できるし、自分と違う世代の人への気持ちが変わるかもしれません。登場人物の強い個性もサイコーなんだけど、ネタばれになっちゃうから、ここでは言わないね?お話のあらすじも言えない言えない( *´艸`)ひ・み・つ✨でござる。🐵写真には1巻が映っていないけれど、全4巻で~す。表紙も、ちょっと面白いでしょ?常に後からの姿なの。だから、それぞれの登場人物のルックスは、自分の中で自由にイメージが膨らむんでっするん👧👦👴👵 人の表情や動きの描写も秀逸で、目に浮かぶので、Mariはついつい「こうかな?ああかな?」って自分で芝居再現しながら読んでしまう箇所が沢山ありまする。孫世代は10代後半の子がメイン。仕事熱心な食べ盛りの少年もカワ(・∀・)イイ!!し、淡い恋心も芽生えたりして、これがまた、萌え~~なんでっするん。

そうそう!そして忘れちゃいけないのが、剣術の立ち合いのシーンのリアルさです。ほんのちょっとだけ剣術を齧ったせいもあるのかもしれないけど、これまた、しっかりとリアルに描かれているのが魅力なのだ。このシリーズ、4巻を読み終わった時に「え~~~ん( ノД`)シクシク… 戻り船ロスになっちゃうよーーー!続きは?続きは?」となってしまいました。きっと、みんなもそうなると思う。でも、大丈夫👍🎉「新・戻り船同心」というシリーズが2巻出てます。こちらの写真も明日、紹介するね?