「香川照之の昆虫すごいぜ・Eテレ」がスゴイぜ(> v <)

偶然2回、見てしまった!昨日が2回目の幸運な偶然!!Eテレの番組に目が釘付け!爆笑と感嘆符の嵐☆そして見た後に心の奥底から沸き起こる、忘れかけていた(子供時代には持っていた)ピュアなパワーと好奇心と冒険心と感受性!「香川照之の昆虫すごいぜ!」。ぜひ、見て欲しいです。疲れている人も元気な人も、大人も子供も学生さんも、虫が好きな人も苦手な人も、香川照之さんが好きな人も苦手な人も!「人間よ、昆虫から学べ」「スマホの中だけが世界じゃないよ!」という子供たちへの熱いメッセージが、言葉じゃなくて番組全体からビンビン伝わってくるのだ!!!(写真がないので公式URLリンクさせたのでクリックして見てね?)

調べてみたら、この番組は2016年から不 定期で放送されているNHK Eテレの教養番組でした。俳優の香川照之さんが昆虫を紹介する内容 で、相手役のメインはあの寺田心君。彼のことは昔トイレのCMのリトルベンとビッグベンで、アノ声としゃべり方で胸キュンして初めて知りました。(他に心君のお姉さん役?が毎回変って登場。)。

 

登場人物(人物と言っていいのか?)もとい、登場昆虫は、香川さん=カマキリ先生と心君とお姉さん3人だけ。心君はなぜか香川さんを「お母さん」と呼んでいるので、女性メイクはしていないけどどうやらお母さんカマキリという設定みたい。そして全身ビミョ~な着ぐるみ!デス。ベルト部分に真ん中の足がくっ付いててます。手の先にはちゃんと大きなカマがあります。顔だけ出してます。まずこの姿のお似合い度と、衣装の細部に衝撃を受けるでしょう。心君たちは可愛いし、香川さんも時により可愛い、、、そして、昆虫について語る香川さんのトークが圧巻です。絶対台本じゃないなって感じ。知識と熱さと勢いがスゴイ!それから昆虫愛も!その全てを人生教訓にまとめて伝えてくれるシメがまたスゴイ。

爆笑と感動の爆裂トークの一例です(記憶でなぞっているので実際の言葉とは違います、ゴメンね);トンボの幼虫はヤゴ。実はトンボはほとんどの人生をヤゴとして過ごし、最後にトンボに変態して飛び回るということから「昆虫の変態」について語りました。まず「変な人間の”変態”じゃないですよ」から始まり、幼虫から蛹(さなぎ)~そこから蝶に変態する例え話。

 

さらにそのわかり易い例え話として、将棋のヒフミン(一二三)を持ちだして、「ずうっと将棋の世界で生き続けたヒフミンは引退試合で蛹期に入り、今は見事に変態して華々しく芸能界の蝶として羽ばたいているではないですか?!ほらっ!これほどの素晴らしい変態ぶり、活躍ぶり、もうヒフミンではなくツックンと呼びたい!(九十九=つくもからきてる)」と熱弁。

 

「ヤゴの時は泥水の中で暮らしていても常に前向きに自分を信じて頑張り続け、最後はトンボになって物凄い飛行能力と美しさを発揮する。昆虫は凄い!私達も昆虫を見習わなくていけない。どんなに今が大変でも絶対にはばたく時が来るんです!芸能界No.1の変態と言われてる私が言うんだから間違いないっ!」大爆笑しながらも、香川さんの本気さ、奥の深さや人生が垣間見られ、感動しました。

 

ロケでオニヤンマ(イラストの黄色と黒の縞々のトンボ)を捕獲したりと昆虫のいる所へ行くんだけど、さすがに全身着ぐるみは脱いで身体はジャージーにtシャツ。でもやっぱり緑のカマキリ色。頭はしっかりカマキリ先生。暑いと思う、、、虫取り網の扱いがプロ級で番組を見る男性陣(現役少年、元少年)は「これは相当な使い手だ」と思わず感嘆と尊敬のつぶやきを漏らすそうです。沼地やくさむらに這いつくばって夢中な姿を見ていると、この人、本当に昆虫が好きで好きでしょうがないんだろうな、、、台本とか仕事とか関係ないんだろうな~って思った。

捕まえたオニヤンマやギンヤンマを見つめる♡♡な目!チュウ~しちゃうし、見つめながら彼らの美しさや能力を称賛し続けるし、、(こっちのイラストがギンヤンマ)。たしかに見ていると美しく、神様の最高傑作だち気づかされる。その飛行能力も人間が体感する実験をしたりして、リアルに伝わってくる。気がつけば、自分もいつの間にかトンボに♡状態。この不思議な番組の始まりを調べたら、ナント、香川さんが民放で「僕はEテレで昆虫番組をやりたい!」と訴えていたのがキッカケでNHKが企画したんだって。最初打診した時のあまりの熱意と熱弁と昆虫愛に、即決したとか?なるほど、納得です。

残念ながら香川さんとは個人的面識はないです。最初に存在を知ったのはNHK大河ドラマで、山内一豊の妻を影で支える陰のある謎めいた人物の役。最近は濃い~い刑事役、悪の重役など、、、、なので印象は”シャドウ感のある濃い~い演技が得意な人”。この人の暗い印象はどこから来るんだろう、、、、と勝手に思っていたら、お家騒動でドラマな人生を知りました。生い立ちにめげず、ポジティヴに人生を切り開き続けている事が取材などで伝えられ、思いやりや愛情も深いというエピソードも伝えられ、何となく「根性の座ったえらい人だな~」と思うようになりました。けど、バラエティ番組でトークを見たら、あまりに濃くて表情や挙動も派手でハイパーで、ラーメンでいうと豚骨せあぶらたっぷり盛り付けどっかんな印象で、「普段もこうなのかな~」と、またまた印象が変わりました、、、、というMari個人の香川さんの印象です。が!!!!!!!!!「昆虫すごいぜ」の香川さんを見たら、ついにファンになってしまった~~(^。^)

MariはNHKのPR部ではないけど、画像を見て欲しいのでURLを紹介します、クリックして見てね♡「香川照之の昆虫すごいぜ」

昨日見たのは、「オニヤンマの回」再放送でした。

MENU