ジャワ・ガムランとユネスコ無形文化遺産ワヤン・クリ

というわけで、12月2日・一関のガムラン公演の日はMariも会場にいるので、声をかけてね?なぜMariも、いるかっていうと、HeyWaoドットコムが制作をオファーされたからであります♡興味がある方、ぜひ、お問い合わせください(^^)

 

 

きのう紹介してないガムラン楽団の大事な楽器のひとつは、こちら。写真の太鼓、その名はクンダン。座ったまま両側を両手で叩きます。写真左奥で太鼓の側面の革紐がYの字に分かれているでしょう?あの分かれ目のところに輪がついてて、それをずらすと、Yの字の上の方の打面の革がひっぱられたり弛んだりして、音程が変わるんです。よく考えたねえ~。あの彫刻、ステキじゃない?

それからゴング。まあ、見てください。この数!♪ひとつでも重たいのにこんなにたくさん吊るして演奏するんです。この重さを支えるスタンドも、半端なく頑丈なはず。つまり、運ぶのも、ものすご~~く大変ってことなんです。それなのに、ああ、それなのに、それなのに。。。。よ~く見てください。緑のバーの上!青銅の蛇のような?彫刻がうねうね波打って、ほぼ端から端まで、ずうっと乗っているでしょう?より重くなってしまうにも関わらず、です。しかも、波打っているってことは、それだけ長い=重い。一番最初の写真の左奥にも写ってます。華麗さの裏には楽器を運ぶ、セッティングする大変さもあるんですね。それにしても贅沢な楽器群です。

インドネシアのガムラン音楽にはバリ島のバリ・ガムランもあれば、ジャワ島のジャワ・ガムランもあります。それから、面白いのが影絵人形のお芝居です。10世紀から続くインドネシアの人形劇ワヤン・クリと言いますが、この繊細で幻想的な影絵が織りなす芝居は、ユネスコの無形文化遺産となっています。日本でも時々公演があります。(^^)

それから、東京近郊の方なら、「ランバンサリ」が定期的に主催している体験クラスに遊びにいくのもいいかも?