2日目の怒涛の西アフリカ軍団日は、飛び入り多数!

「AFY2019/2日目は怒涛の西アフリカ軍団で客席沸騰」と書いた、その4/6土曜日のメインステージとワークショップブースは、ほんとうに凄い熱気でした。演奏者はもちろんのこと、観客や参加者も熱気がすごく、2匹の龍がうねり合って上昇気流を起こすかの如く・・・怒涛の西アフリカ軍団の写真を、U子ちゃんから何枚か送って貰ったのでかろうじて紹介出来る感じかな。でも、客席とバンドが共鳴し合ってすごいことになってる写真は入手出来なかったから、みんな、文章から想像してくだされ~~(>v<)「ワガン・ンジャエローズ&ソフィケルギ」、今年はセネガルの若手の女性シンガーをゲストに迎え、ちょっと趣が違う曲もあり。

 

でも、やっぱりドゥドゥ・ンジャエローズ譲りのスリリングなサバールドラムのうねりやキメは健在で、ワクワク。初めて聞くお客さんも多かったようだけど、みんな、釘づけになって、最初は呆気にとられていたのが、段々笑顔になっていくのが、見ていて嬉しかった。小さい男の子が飛び入りして、踊りまくったのも、フェスっぽいハプニング。ワガンはとても面倒見がよく温厚であたたかいお父さんみたいな人柄なので、子供の頃からずうっとワガンの生徒として人生を謳歌している元少年や元少女も、そのおおらかな懐に飛び込むようにステージに上がってきて参加するハプニングも・・・小さい頃からアフリカの太鼓やダンスを習い続けているキッズが大人になっていく姿にも感動。

セネガルのバンドは、コンサートの後半でリズムがグワーッと盛り上がりだすと、飛び入りでダンスソロを踊ってOKという文化もあるので、我こそはと言うダンサーやダンスを習っている人が、飛び入りで度胸試しすることも良くあるの。上手下手はさておき、太鼓のたたき出す激しいビートに身を任せて30秒くらいのソロを踊りきったブレイブハートなダンサーには、客席からも大きな拍手が送られます。お祭みたい(^^)AFYは1ステージは短いので、本格的なアフリカンの演奏やダンスを楽しみに来ているお客さんが大多数。だから、時間を気にせず、とことん楽しむお祭のりのフェスとはちょっとコンセプトが違うんです。。。長いし過ぎちゃうお客さんがいると、大多数のお客さんの迷惑になる場合もあるの。

まあ、これはどんなコンサートでも同じだよね。でも、メンバーは何も出来ないから、いわゆるコンサートスタッフがいないAFYでは、場の空気を読めなくなるくらい盛り上がって自発的に降りなくなっちゃってるお客さんにどうやってその事に気づいて貰い、気分良いまま降りて貰うかは、MCとして毎回非常に神経を使うところでっする。(この客席写真は最終日のタンザナイツの聴かせる歌の時のもの。2日目は後の壁まで立ち見でぎっしりでした。)

赤ちゃんから年配の方まで、家族が楽しめるコンサートがAFY式だから、毎年、赤ちゃんから年配の方々までが一緒に楽しんでくださっている姿を見ると、感動してしまいます。これが、アブドゥみたいに本物のダンサーのソロとなると、空中高くに頭がとまったまま、長い手足が変化自由にしなりながら動いたり、腰より高い位置にごく自然に飛び上がり続けていたりと、もう、人間離れしてくる。バク転、超スピー度連続でんぐり返し等々、アクロバティックな技も涼しげに繰り広げられまっする。客席が満杯だったので、残念ながら大技を繰り広げるスペースがなかったけれど、それでも、圧倒的だった~~。