AFY2019最終日ステージに忽然と現る!謎のキャラクター

この前のブログ「アフリカンデー」の補足で~す。今日の実行委員会反省会で知ったんだけど、「コートジボワール・デー」の客席には、コートジボワール大使とスタッフが数名座っていたそうです。そして、大勢のお客さんが最後までお国紹介を楽しんで、終わった時には温かい拍手が起きたことにいたく感動したらしく、実行委員長コフィの所に、わざわざお礼の電話―があったんだって。お国紹介は他のイベントでもコーナーをやることが時々あるけれど、こんなに多くのお客さんに観て聞いて貰えたのは初めてだったとか?嬉しい報告でした♡(写真は3日目最終日のイブライム・コナテのステージです♪)

さて、この、コートジボワールのビデオの中に、とてもユニークな民族衣装で踊る伝統的なダンスや儀式がいくつか紹介されていて、誰もが目を奪われ釘づけになりました。Mariも、ニャマカンテや文化人類学者=鈴木先生から話には聞いていたけど、実際に映像を見たのは初めて!極端にデフォルメされたお面や被り物のインパクトが大きくて、焼き付いていました。そしてアフリカンフェスティバルよこはま2019の3日目、毎年素晴らしいステージで大人気のコートジボワール出身のアーティスト=イブライム・コナテとリマリアが登場!

今年もイベちゃん独特の長いドレッドヘアを獅子舞のように振り乱しながらの華やかなジャンベ演奏、そしてオールアフリカンの強力なバンドメンバーのグルーヴに酔いしれていたところ、若い男性のダンサーが登場して、激しく踊りまくりました。出演前にちょっとだけ話したところ、英語日本語が通じず「オニイサン!オニイサン」とイベちゃんを指さすの。イベちゃんに話してってことらしく、苗字がコナテだったので、来日ほやほやのイベちゃんの弟と判明。

ダンスも若いっ。兄弟のジャンベとダンスの掛け合いで客席が湧いた後、いったん退場した弟君。バンドの演奏が続く・・・

そして、しばらくしたらなんと!どこかで見覚えがある不可思議な衣装とかぶりものをした人が、極彩色で忽然とステージに現れたんです!!!あまりに唐突な色、形、身体のバランス、タイミングだったので、一瞬、何が起きたのかわからなかったくらい。

この写真のオレンジとグリーンと黄色と白のシマシマルックの、手首足首腰にオレンジの派手なフリンジを付けたキャラクターの人!手には、ダンサーがよく持って踊る毛で出来たふさふさの小道具。頭にはオレンジのお面。いや、この身体のバランスからいくと、頭の上に帽子的な物をかぶり、そこにお面が付いているみたいだ。おとぎの国からワープしてきたみたいなキャラクター。

 

事前に聞いていなかったので、音響照明チームも呆気にとられたそう。

 

ひとしきり激しく踊った後、ジャンベを奏するイベちゃんに絡むような仕草の振りになり、見ていると、なんとなく女性っぽい。手に持っている小道具のせいか、日舞にもちょっと似ているような感じもあったり、、、でも、考えてみると、実際の顔がある位置とお面の位置は全然違うので、お面が自然に顔に見えるように踊っているのって、実はかなり難しいことをやっているんだよね?

これは、何のキャラで何をあらわすダンスなんだろう?知識がないので、見ながら一生懸命想像してしまった。やがてイベちゃんの向こう側にまわりこんだダンサーは、これまたちょっぴりにお宮寛一風というか、日舞っぽい・しなしなとしたポーズで段々と床に崩れ落ちていくのでっする。

見ようによっては、イベちゃんのジャンベに打擲される鬼にも見えたり??だってほら、頭に角が2本はえてるじゃない?角?頭に2本生えている変った形の角を確認したくて、ついつい、寄ってしまった・・・すると・・・・角?に赤いクチバシがついてる??????

 

 

もしかして、これ、鳥みたいです。それにしても、お面なのに、ダンサーの動きで表情が変るのも面白かった!コートジボワールではとても有名なグロ族の「ザウリ」または「ザオリ」というダンスだそうです。パーティーやお葬式など、大事な時に披露されるダンスで、上半身は全くブレナイまま、足だけが高速でステップを踏むというスゴ技ダンス。前の日のコートジボワール・デーのビデオでちらりと見た伝統的なダンスが、突然、ステージに現れたので、ほんとうにハイになりましたなりん(^^)

日本では何年か前にコイケヤのスコーンのCMで映像を使ったので、見たことがあるかもしれないです。青字をクリックして飛べば見られま~す。「湖池屋公式サイト・スゴーンダンス」